紅葉の始まり(神仙沼)
9月の20日過ぎた頃から、ニセコ地域はあちこちで紅葉が始まりました。朝の気温も10℃以下になることが多くなっています。わが羊蹄山も薄っすらと色づいてきました。
数日前、羊蹄山登山の為に我が家に来訪された友人達は、4時半に登山口を出発したものの、先日の台風の影響で半月湖周辺から1合目までは倒木が多くて、木を跨いだり、藪漕ぎをしたりで、かなり苦戦を強いられたそうです。更に9合目に着いた途端、強風で吹き飛ばれそうになり、視界も悪くて、ここで敗退してしまったようです。
我が家の周辺ではススキが白くなって秋風に揺れ、小豆畑は黄金色の豆が広がっています。ツタウルシや蔦アジサイの紅葉が目立ってきました。クレマチスの葉も黄葉になっています。秋の訪れです。
数日前、友人7人で神仙沼散策へ出掛けてみました。五色温泉方面に車で細い山道を上っていくと、右側にイワオヌプリが表れてきます。ここは紅葉シーズンになると山肌が一番美しいポイントですが、まだ1週間ほど早いという感じでした。それでも赤・黄・緑の装いが始まって輝いていました。
蔦ウルシの紅葉
神仙沼の駐車場から神仙沼までは往復それぞれ20分ほどの木道の遊歩道になっています。ツタウルシやカエデ、ムシカリ。ナナカマドの実など赤く染まっている中を歩き、黄葉のトンネルを抜けていくと、急に視界が開けて湿地帯に出ます。
湿地帯には細い草が一面に生えており、赤くなると「草紅葉」と呼ばれていますが、だいぶん赤くはなっていました。湿地帯の中には池塘と呼ばれる池が沢山散在して、水草の中はイトトンボやトンボの住処となっており、青空と白い雲が写り込んで綺麗でした。
湿地帯を突き抜けると静寂とした「神仙沼」に到着です。標高750mの高原の中の神秘的な沼で、「神々や仙人の住むような場所」ということから、この名が命名されたそうです。
これから1~2週間もすると、紅葉が一段と映え、多くの人達が訪れるようになることでしょう。
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