牧草ロールのある風景
北海道らしい風景の一つに、広い牧草地に、牧草ロールが点々と転がっている風景があります。一昔前までは、各畜産業者の畜舎の近くに大きな円筒形のサイロが立っていました。刈り取った牧草をこのサイロに収納し、発酵させて冬季の家畜の餌としていました。しかし、最近はこのサイロは余り使用されていないようです。牧草地で刈り取られた牧草は、乾燥させた後、すぐにロール機械で巻き取り、ポリエチレンの布でラップしてしまいます。ポリエチレンでラップしないものは、家畜の寝床の敷物として、また白色や黒色でラップされたものは、乳酸菌などで、そのまま発酵させて、順次冬場の飼料として使用されるようです。
保存期間中、ラップの表面に漫画の主人公の絵を描いたりして、楽しませてくれたり、またある牧場では、来場者がロールに乗って羊蹄山をバックに写真撮ったりして楽しませてくれたりしてくれます。
牧草ロールの直径は1.5m以上、重量は約350kgもあるそうです。
牧草の種類の沢山あり、餌用の牧草でお茶の葉のように、一番最初に刈られた牧草は、特に美味しいらしく、家畜が喜んで食べてくれるそうです。
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