三条市の清流「五十嵐川」を望む~四季折々豊かな自然~

公開日 : 2018年10月10日
最終更新 :
筆者 : fuji

10月6日撮影。三条市、五十嵐川に行ってきました。

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発音は「いがらし」ではなく「いからし」と呼ばれている、三条市に流れる一般河川。

大河津分水路分岐点より下流、信濃川の支流であり、長さは約38.7km。

魚沼市の境にある烏帽子岳(1350m)を水源とし、上流部で笠堀川と合流。八木ヶ鼻にて守門川と駒出川と合流。その後蒲原平野に流れ大平川・鹿熊川と合流し、三条市内に流れ信濃川に流れていきます。

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全域にわたりカジカ・アユ・ウグイなど様々な魚が生息し、五十嵐川下流部では五十嵐川漁協がウグイやコイの放流をされています。

中流部では7月にアユ釣りが解禁。ここ荒沢地区はハクチョウの飛来地ともされ、新潟での映画のロケ地や冬のハクチョウのスポットとされ人気を呼んでいます。(ちょうど写真の場所がハクチョウの飛来してくる場:白鳥の郷公苑付近)

近くにはハヤブサの生息地として絶壁の名勝・八木ヶ鼻も見ることができ、数多い観光レジャースポットもあるため多くの人が訪れます。

上流部にはイワナ・ヤマメ釣り場があり、笠堀地区のミズバショウ群生地や下田地区の山菜が種類多く生息しています。

(※私有地などの入山・採取は禁止。)

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五十嵐川という名の由来は諸説あり、三条市下田地区周辺を第11代垂仁天皇の第8皇子"五十日足彦命(いかたらしひこのみこと)"が開拓、その子孫が『五十嵐』と名乗ったと伝えられています。「五十嵐」=「五風十雨」の豊作という意味もあり。

また、アイヌ語が由来ともいわれ「インガルシ(インカルシペ)」=見晴らしの良い場所という意味が、三条市にある「要害山」の見晴らしの良い場所と同じようなことから、由来であるともいわれています。

きれいな清流と自然多い五十嵐川、これから寒くなる時期にはハクチョウの飛来が楽しみです♪

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筆者

新潟特派員

fuji

新潟県在住。新潟の四季折々をお伝えします。

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