一面満開のチューリップ畑!新潟県五泉市一本杉*

公開日 : 2018年04月24日
最終更新 :
筆者 : fuji

4月22日撮影。新潟県五泉市一本杉にあるチューリップ畑に行ってきました。

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訪れるのは2回目ですが、今年も晴天の中、ちょうど見頃の時期に見ることができました。

早出川すぐそばの臨時河川敷駐車場に車を停め、チューリップ畑の会場まで徒歩で少し歩くと、遠目からでも色鮮やかなチューリップがバーッと一面広がっています。

日曜日の天気に恵まれた日、人もたくさん訪れて、こどもから高齢の方まで楽しそうにチューリップを見てまわっていました。

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今年で第31回を迎えたチューリップまつり。その数はなんと150万本!

県内有数のチューリップ産地である五泉市は『出荷するだけでなく、見て楽しんでもらおう』と生産者に依頼して、五泉市巣本地区の一ヵ所に集めてチューリップまつりを開催しています。

巣本地区は阿賀野川と早出川に挟まれた場所にあり、昔に川が氾濫したことで砂地の土壌になったため、チューリップの栽培に適しているとされるそうです。

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チューリップ畑を見ると「去年とすこし場所が違うな...?」と思いましたが、五泉市公式HPで調べると、チューリップは同じ畑で続けて栽培することはできない、ということらしいです。

土の中に病気が出るため、毎年すこしずつ場所を変えてチューリップまつりを開催しています。

最近では巣本地区・一本杉の数ヵ所を選び、5年ほどのサイクルで会場を変えているそう。

畑のチューリップは"球根を育てるため"に栽培されているチューリップ。

球根に栄養を蓄えるため、花が散る前に手で摘み取って球根を育ててから、6月末に収穫します。

会場でよく目にする"花摘み体験"などは、このためにもあるんですね。

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今年は一面の色鮮やかなチューリップ畑に加え、『にいがた産チューリップ品種展示場』も開催されています。

現在の生産品種・情報共有などを県民へと紹介し、球根の産業振興と普及推進を図ることを目的としています。

展示場のチューリップは生産者の出荷トップサイズを選んだ球根であり、「本ほ場の土壌では一切肥料を使っていない」という栽培方法で育てられた、球根の品質を直接見て感じられる展示となっています。

約340種ほどの品種に多彩な模様と色・形があって、これもチューリップ?と初めて見る品種もたくさんありました。

色々なチューリップが見られて、とても楽しめました!

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一本杉チューリップまつりの開催は今月末まで。

まだ行っていない方やお出かけ予定の方はぜひ、足を運んでみてください。

【五泉市一本杉・チューリップ畑】

住所:新潟県五泉市一本杉629番地付近

期間:4月14日(土)~4月30日(月・祝)

会場:五泉市巣本地区一本杉地内のチューリップ畑

(臨時)駐車場:あり

関連リンク:五泉市公式HP

筆者

新潟特派員

fuji

新潟県在住。新潟の四季折々をお伝えします。

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