1月1日、元旦はこれを食べました!~新潟・のっぺ~

公開日 : 2018年01月01日
最終更新 :
筆者 : fuji

あけましておめでとうございます。昨年に続き今年も新潟の日常を更新していきたいと思います!よろしくお願いします!

今日は1月1日『元旦』。年の一番最初の日とされています。

年のはじめ、正月に食べる料理とされている「おせち」を我がfuji家でもつくりました。(主に母手作り)

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「おせち」とは元々せち=節供(せちく・節句)を意味し、季節の変わり目の祝事(節日)に食べる料理を「おせち料理」といいます。

おせち料理は"めでたさを重ねる"という意味で本来重箱に詰めて出される料理ですが、そのような高級な重箱仕様は我が家にはなく...。

家庭の味勝負です!

というわけで、上の写真左から『のっぺ』、『雑煮』、『黒豆・栗きんとん・切り干し大根』を食べました。

雑煮は全国各地で味付けや具材が異なります。

由来は平安時代、古くから農民などが祝い事に餅を食べることもあり、新年に汲んだ水と野菜、神様にお供えした餅を煮込んだものを元旦に食べたことが「雑煮」の由来だそうです。

日本東西では特に味噌か醤油か、丸餅か角餅かに分かれていて、全国の雑煮を食べ比べてみたいですね!

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黒豆や栗きんとんは今年母が初めて手作りをしたもの。黒豆は昨日から一晩かけて作るそうで根気がいりますね...。

おせちの料理にはひとつひとつ意味が込められており、黒豆は「まめに働けるように」、栗きんとんは「金団と書いて金運を呼ぶ」という由来とされています。

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こちらは新潟の郷土料理「のっぺ」というもの。サトイモや人参、さやえんどう、こんにゃくなどを入れたとろみのついた煮物ですが、家庭によっては具材も味も異なります。割烹や居酒屋にも出てくるのっぺは鮭やイクラが入ることもあり、上品な仕上がりにもなります。

のっぺ」は「ぬっぺい=とろみのある」が語源のようで、全国にも「のっぺい汁」と呼ばれる似た煮物がありますがそちらは片栗粉でとろみをつけ、新潟ののっぺはサトイモでとろみをつけることで異なります。

毎年我が家に出てくるのっぺが好きで、冷たいまま食べるのが美味しいです♪

新潟に来る際はぜひ食べてみてください!

筆者

新潟特派員

fuji

新潟県在住。新潟の四季折々をお伝えします。

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