No.18 キプロスでトルコ風呂!現存する貴重なハマムでリラックス。
今回は、ニコシアの北側地域にあるトルコ風呂(ハマム)をご紹介します♪
北側地域の旧市街地にあるハマムは、パスポートチェックポイントから、歩いて5分ほど。
■Buyuk Hamam(ビュユック・ハマム)の簡単な歴史
Buyuk Hamam(ビュユック・ハマム)は、14世紀、ニコシアがオスマン帝国の占領下となったときに、教会(Latins,St George)の建物を改築して造られました。今でも入り口の装飾部分に教会の名残りがみられます。当時は、水風呂も用意され、標準的な設備を備えたハマムで、もっとも人気なハマムのひとつだったそうです。
その後、長くメンテナンス不十分で、低温殺菌システムが機能していないなどの問題がありましたが、国連からの援助で現在の衛生基準を満たし、リノベーションもされ、観光客も訪れる場所として整備されました。
現在では、キプロスで実際に使用されている数少ない貴重なハマムです。
■ハマムの利用方法
こちらのハマムは、お風呂部分と、ラウンジで構成されています。
正面の階段を降りて中に入ると、受付があります。 ここでメニューを選び支払いを済ませると、お風呂グッズが渡されます。
・タオル ・サロン ・ロッカーの鍵
それと、使い捨ての小さなシャンプーと石鹸が入ったポーチ。この3点は持ち帰りOKです。ポーチは記念にもなりそう。
服を脱いで、レンタルのサロンを体に巻きます。 このとき、サロンの下に水着を着てもいいです。 観光客は水着着用、現地の方は水着を着用していない方もいるように見えました。
お風呂だけ楽しむ場合は、大広間の台に座ったり、寝転んだりします。 岩盤浴のようになっているので、じょじょに体が温まり、じんわりと汗が出てきます。
個室では自分好みのスチームで楽しんだり、蛇口から水を汲んで、掛け湯式に体を洗ったりもできます。
伝統的な垢すりや泡マッサージ付きのコースは30ユーロほどだったと思います。
他にも、「ロミロミマッサージのコースもあるよ!」と受付で案内され、 まさかのハワイアンなコースに戸惑いつつ... 観光客向けにも楽しみやすいメニューも準備されているみたいです。
お風呂だけでも十分にスッキリしましたが、せっかくなら、オプションを付けるのもいいかもしれませんね。 泡マッサージがとても気持ち良さそうでしたよ。
ニコシアの旧市街地で、旅の疲れがとれちゃう伝統的なハマム体験はいかがでしょうか♪
Büyük Hamam
・アクセス İrfan Bey Sk 9, Lefkoşa
・営業時間
月 定休日 火 9:00-15:00 男性のみ、15:30-21:00観光客向け/混浴 水 9:00-15:00 女性のみ、15:30-21:00観光客向け/混浴 木 9:00-15:00 男性のみ、15:30-21:00観光客向け/混浴 金 9:00-21:00 観光客向け/混浴 土 9:00-16:00 女性のみ、16:30-21:00観光客向け/混浴 日 9:00-16:00 男性のみ、16:30-21:00観光客向け/混浴
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