新しいアメリカへ期待を持たせてくれた若い詩人

公開日 : 2021年01月28日
最終更新 :

2021年1月20日 第46代米大統領へ

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もう1週間経過してしまいましたが、2021年1月20日第46代米大統領就任式が行われました。コロナ禍および2021年1月6日の連邦議会議事堂乱入事件(5人死亡)を警戒して、2万5000人以上の州兵を動員する物々しさ。聴衆なしの異例な就任式でしたが、無事終了してホッとしました。ふたつに割れてしまったアメリカが、バイデン新大統領が繰り返し述べたように「団結(unity)」する国へ向かうことを願います。

話題になった若い詩人

今回の就任式で話題になったのは、就任式で最年少で詩を朗読したアマンダ・ゴーマンさん。10代にしか見えない若々しい詩人は、驚くべき聡明さとフレッシュな感性で、私たちに感動を与えてくれました。失望続きだったアメリカで、こんなすてきな若い人がいるのであれば、未来に期待は持てるのかもしれないと思わせてくれたのです。

下記の動画で、詩の朗読に日本語字幕がついています。とてもすてきなので、まだご覧になっていないあなたは見てくださいね。

【日本語字幕】22歳のアマンダ・ゴーマンさんが詩を朗読「分断を終わらせよう」米大統領就任式で/【公式】日テレNEWS

就任式で堂々と自作の詩を朗読する彼女は、幼少期から数年前まで言語の障害があったそうです。"R"の発音はいまでもなお苦労しているとのことで、"R"と"L"に苦労している私は、親近感を感じてうれしくなってしまいました。才能だけじゃない! 努力を重ねれば、彼女のように道は開けるのかもしれないと。

なお、バイデン大統領も子供の頃に吃音症があったそうです。ふたりには意外な共通点があったのですね。

筆者

アメリカ・ニューヨーク特派員

青山 沙羅

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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