デルタ航空のハブ、ミネアポリス空港見学

公開日 : 2016年10月24日
最終更新 :

仕事がらホテルや航空機、空港を見学する機会が多いのだが、今回はデルタ航空の招待でミネアポリス空港を見学する機会に恵まれた。せっかくなのでここブログでも紹介しておこう。

ニューヨークと東京を結ぶ航空会社は、JALとANAが1日に2本、そしてニューアーク空港からのユナイテッド航空。

これまではデルタ航空もJFKから成田間の直行便を運航していたが、残念ながら10月初旬で打ち切られてしまった。スカイチームでマイルを積算していた人にとっては残念な話である。これに代わるものとして10月29日より、ミネアポリスから羽田(今までは成田)の直行便を就航させることになった。直行ではないが、たとえばラガーディア空港からミネアポリス経由で羽田空港にも行けるわけだ。

経由地のミネアポリスを日本人にももっと知ってもらおうというデルタ航空の企画で、今回の空港見学会が実現した。

ミネアポリス空港は正式には「ミネアポリス―セントポール国際空港」と呼ばれる。市内はミネアポリスと、セントポールのいわゆる「ツインシティ―」からなっているためこの名称なのだが、一般にはミネアポリス(空港コード:MSP)と称される。

さて、ラガーディア空港から初めてミネソタ州のミネアポリスへの旅。ニューヨー久からおよそ3時間ほどのフライトだ。

この間デンバーに行くときに搭乗したユナイテッド航空もそうだが、最近の飛行機ではiPADなどのデバイスで、航空会社の提供する映画を観たり、フライト時間をチェックしたりできるようになっている。日本の映画もあり退屈しない。(wifiは有料)

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ミネアポリスに着陸するときの外の様子。すっかり秋景色。高い建物が見えず都会のイメージがまったくない。

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着陸時には早速、バゲージを運ぶ運搬車がやってくる。さすがデルタのハブだけあってどこもかしこもデルタロゴマーク。

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機内から見た外の景色はあまり都会を感じさせなかったのに、空港内は「都会」そのものだ。

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MSPはターミナル1と2があるがメインの航空会社はすべてターミナル1に発着する。空港内が一つにつながっているので、例えば出張者でアメリカン航空とデルタ航空に分かれたり、合流するときでもゲートでの見送り、待ち合わせができるので非常に便利だ。

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中はコンコースでAからGまで分かれている。ゲートの端から端(A14からF16)まで歩くと22分もかかるが、一部の区間ではトラムが走っていて楽々移動できる。

免税店をはじめとするショップやレストランもいたるところにあり、空港の中だけでも半日はつぶせそうだ。

iPADを設置したテーブルやカウンターもあり。

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スヌーピーの発祥の地でもある。作者、チャールズ・M・シュルツ氏はミネソタ出身だったのだ。トラベラーのスヌーピー像。

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もう一体は飛行士?

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「お手洗い」「搭乗手続き」など。スペイン語も韓国語も中国語もなくなぜか日本語表示があり感動した。(デルタのもうひとつのハブ空港、デトロイト空港も日本語表記があるがこれは、自動車企業関連が多いからとわかる。なぜにミネアポリスも??)

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2階にはゴルフショップとラウンジとシュミレーターの設備もあり。ゴルフ好きにはたまらない。

ラウンジ入館は10ドル、シュミレーターは30分40ドル、60分60ドル。

ゴルフラウンジ、「PGA」の詳細は(↓)

www.pgamsp.com

こちらは空港の一角。デルタ航空では、客室乗務員や地上職員だけでなく、荷物運搬員などすべての職員のユニフォームが2018年から変わる一大計画があるそうで、この日たまたま、デルタのもっとも大きいハブ空港、アトランタでファッションショーのようにお披露目会が催されていたのだ。昼休み時間とあって、いろいろな職員がかけつけ興味深々でスクリーンに釘付けになっている。ユニフォームを着たモデルが登場するたびに悲鳴が起こる。喜んでいてもがっかりしていても、皆お祭り気分で楽しんでいるようだ。

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さて、セキリュティーポイントで見かけるこの「TSA PRE」という表示はなに?と思う人も結構いるだろう。

あらかじめ登録しておくと、特別にこの優先レーンを通ることができ、荷物、身体検査も幾分簡素化される(たとえばふつうの靴だったら脱がなくてもいい。)登録できるのはアメリカ市民や永住権保持者で、残念ながら日本のESTAで来ている観光客、駐在のVISAでは取得できないが、たまにランダムでこの「TSA PRE」に当たることがある。

私も登録していないが、今回は往復ともに、搭乗券に「TSA PRE」と表示されていた。

デルタのマイレージ番号があり、デルタのAMEXカード(マイレージ番号に紐づけされている)を保持していて、かつ事前に搭乗券を印刷(24時間前から、コンピュータで搭乗券を印刷することができる)しておくと、当たりやすいかもしれない。

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見学が終わり、空港近くにある噂の全米一大きいショッピングモール、「モール オブ アメリカ」まで行ってみた。これはまた次にレポートしよう。

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