格安バスでボストンへ

公開日 : 2013年01月28日
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1月のマーティン・ルーサー・キングJrのホリデイを利用してボストンへ行ってきた。これまでにも10回ほどボストンへ行ったが、飛行機、アムトラック、もしくはレンタカーの利用。今回は、初めてメガバスを体験した。数年前に1回だけ、ボストンからニューヨークへの帰りにチャイナバスに乗った。これは15ドルと格段に安かった。しかし、出発地はボストンのサウスステーションでも、ニューヨークの到着地はチャイナタウンのはずれ。おまけに運転手が(バスの割には)猛スピードで飛ばし、しかも途中、後ろを何度か振り返っていたので、怖くなった。幸い事故にはあわず4時間足らずで到着したのだがーー。

そうこうするうちに、バスも競争が激しくなり、グレイハウンド、ピーターパンなどの長距離バスに混ざって、メガバス、ボルトバスなどの格安バスが出てきた。今まで主だったトラブルもなく、格安とあって超人気だ。近郊のフィラデルフィア、ワシントンDC、ボストンへの旅にはうってつけ。ただし、ニューヨークのポートオーソリティーバスターミナルが飽和状態のためか、ミッドタウンのはずれから出る。野外で待つため寒いとき、雨が降ったときは少し不便である。

さて、今回ボストン行きで利用したメガバスは、インターネットで往復$28で購入(料金は日にちや時間帯で異なる。)乗り場は34丁目の11番街と12番街の間。かなり西である。スーツケースなど重い荷物のある人は、M34のクロスタウンバス(34丁目の東西を走る)を利用すればよい。最寄の地下鉄はA、C、Eで34丁目(8番街)で下車。メガバスは二階建てで「FROM $1」というサインが車体に書かれているのが特徴なので、行けばすぐにわかるだろう。

帰りのバスは28丁目と7番街に到着する。FIT(ファッション工科大学)界隈だ。

二階席に乗ってみたが、高速を走る限りは、さしたる景色の変化もなく、あまり二階のメリットもないかもしれない。乗客は旅馴れているのか、景色に興味ないのか1階席から埋まっていく。車内には電源もあるのがうれしい。

なお、アムトラックと違って、各駅に止まらず直行であるのが利点だが、渋滞にはまることもあるのでご注意を。

さて、今回のボストン行きは、友人に会いに行ったので観光はせず、クインシーマーケットとその近くのお土産品を覗いただけで終わった。それでもちょっとだけボストン産物やフードなどに触れておこう。

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相変わらずロブスターのサンドイッチ、ロブスターのぬいぐるみといった、「ニューイングランドの特産品」が目に付く。

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オバマ人形やボストン茶会事件の紅茶は、歴史の街を象徴したお土産品。

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ひとつとっておきのレストランをご紹介。レストランといっても、わずか20席のこじんまりとしたイタリア系のレトロなお店。え?ここが?刺青をしたおにいちゃんがキッチンで一人奮闘しているだけ?

DAILY CATCH RESTAURANT.JPG

メニューはボードにかかれているものを注文。メインはパスタにシーフード料理。私たちはイカ墨パスタを注文。お味がちょっと薄味だったが、こってりしたパスタの食感に海の幸の香りが絶妙だ。時間が押し迫ると、後から後からお客さんが途絶えず、寒い外にまで待ち並んでいる。すでに2店舗できたらしいが、この老舗が超人気とのこと。遅く行ったのではまずすぐには入れないらしい。友人の上司も大のお気に入りだそうだ。ボストンへ行く機会があったら立ち寄ってみてはいかが?

(レストラン名:デイリーキャッチ)

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