マンハッタン南の秘境(?)の島へ行ってきた。ガバナーズ・アイランド初上陸!(上)
夏の週末だけオープンするガバナーズアイランド。今年は5月26日(土)から9月30日(月)まで。2006年から一般に公開されることになったが、あっという間に夏が終わり、毎年行きそびれたこの島探索に今年はチャレンジしてみた。
島に行くにはフェリーに乗らなくてはならない。ブルックリンからも出ているようだが、マンハッタンから出発の場合は、最南端、バッテリーパーク付近から。スタテン島フェリーの出るターミナルの左側の建物に向かう。乗り場からして歴史を感じる建造物だ。
フェリーは午前10時からほぼ30分ごとに出発。28分に到着した私はラストパーソン。ウェイティングエリアを猛ダッシュし、乗り込んだと同時にほぼ出発。
小さいフェリーはほぼ満杯で、自転車を積み込んでいる人も多い。
乗っている時間はわずか10分。ちなみにこのフェリーもスタテンフェリーと同様無料なのがうれしい。
さて下船。
この小さい島に下りてみて振り返ると、あらためてマンハッタンの高層ビル群の眺望には圧倒された。
ダンボからみるマンハッタンの景色は有名だが、ここも絶好の撮影ポイント。
下船した近くのビーチスポットは、高層ビル群をバックにビアガーデン、ビーチバレーと夏気分を盛り上げてくれる。
島内は、貸し自転車で廻るテもあるが、ここはひとつ歩いて廻ることにした。途中、島の半分ほどの敷地はクローズされているが、1周することは可能だ。島を時計と反対周りに進むと、やがて自由の女神も見えるポイントへ。(貸し自転車は2時間15ドルから)
この島はもともと沿岸警備など軍事施設の拠点であり、ミリタリーとその家族が住んでいたが今現在は廃墟となっている。にも関わらず、ふつうに住宅があり、家があり、教会があり、学校の校舎のようなビル、市庁舎のようなオフィスビルが立ち並んでいる。
さほど古びた感じもなく、建物から今にも居住者が現れてきそうな錯覚に陥る。
道行く人も「ゴーストタウンなんて信じられないな」とささやきあっている。ゴーストタウンか。。夜になると怖そうだ。
自由の女神を右に眺めながらようやく島の反対側までたどり着く。
ピクニックエリアで人々は芝生の上で昼寝をしたり、本を読んだり、家族で団欒したり、ブランコにのったり、週末の休日を楽しんでいる。マンハッタンの公園ほどの喧騒もなくのんびりできるエリアだ。
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