バンクーバー五輪もクライマックス

公開日 : 2010年02月28日
最終更新 :

フィギュアスケートのエキジビッションも終わり閉会式が近づいているバンクーバー五輪。

今回は開催国であるカナダこそ金メダル数はトップであるけれど、すべてのメダルを併せると、アメリカがダントツ一番である。

この快挙を成し遂げて、街中はお祭り騒ぎ?と思いきや、少なくともここニューヨークはアメフトや、記憶に新しいヤンキースの勝利ほどの興奮した雰囲気はない。これは、私の思うところだが、冬のスポーツはどうしても白人中心。アフリカ、ラテン、東南アジア系の人口も多いこのニューヨークではそれほどの関心事でないのかもしれない。

またオリンピックは国同士の競技。最近移民してきたばかりの人々では、あまり「アメリカを応援する」という感覚が沸かないのかもしれない。私自身、もう米国には15年もいるというのにどうしても、日本を応援してしまうのだからしょうがない。

一方、ヒーローとして米国TVへの露出の高い選手はいる。

ある意味、街中よりTV局の方がオリンピックフィーバーで盛り上がっていると言えるかもしれない。五輪開催中、TVに頻繁に登場したのは、スピードスケート選手のアポロ・オーノとスノーボードのショーン・ホワイト。特にホワイト選手は開催前から、毎朝のニュースで話題になっていた。

彼らは甘いマスクはもちろんのことながら、今回も期待に添える結果を出したことでますます有名に! 女子と言えば、昔はミッシェル・クヮン、ナンシー・ケリガンなどフィギュア選手の露出が高かったが、今回の結果を見てもわかるようにアメリカ女子シングルのメダルはなし。前々から期待されていた選手もいないことから、現役選手のTV露出は少なかった。(長洲選手はこれからというところだろう。)

その代わり、朝のニュースでは、オリンピックのナビゲーターを務めるクリステイーン・ヤマグチが連日、アメリカのお茶の間に登場。昔のヒロインを引っ張り出すことからやはりフィギュアは冬季オリンピックの種目の中でも花形の競技として認識されているようだ。

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