全米オープン観戦体験
ひょんなことからUSオープンのチケットを入手した私は、6月19日金曜日、ゴルフ観戦初体験。場所はニューヨーク州のロングアイランド。マンハッタンから車で1時間のベスページステートパーク・ブラックコースが今回の競技場である。
恥ずかしながらゴルフ経験はまったくなく、ルールさへもよくわかっていない。「あの白いところは何?」「バンカーです」と後輩に教えられる有様だ。ゴルフクラブの「キャラウェイ」と言われても鎌倉の小町通り横のカレーショップ「キャラウェイ」を思い浮かべるゴルフ音痴な私である。
従って気の利いた解説はできないのであしからず。
まず会場にはいるにはバゲージチェック。続いて入場時にチケット($100)をスキャン。一度入場すると再入場はできない。また広いコース内では、携帯電話やデジカメ、音の出る機器はいっさい持ち込み禁止。バッグも小型のもの。ペット連れもだめ。また選手に話しかけたり、サインを求めるのも禁止、とかなりのルールを守らなくてはならない。(練習の日はいいらしい)
前日に大雨だったので芝生はかなりぬかっている。初体験の私は一人サンダル履きであっという間に泥だらけ。気づけばみなスニーカーやゴルフシューズを履いている。野球やテニスの観戦と違ってゴルフ場はとにかく歩く、歩く。
ボランティアの係員がロープをはって交通整理しているところを民族大移動のように観戦者は動くのである。ホールに近いところでは観覧席に座って見学することも出来るが、係員が入場制限を行い、選手がプレーする瞬間は手をあげて、沈黙を促す。(しかし別のエリアの歓声が聞こえてくるのだが)
入場して最初のプレーはなんと私も知っているタイガー・ウッズ。ゴルフ観戦はかなり遠目なので、彼だと認めるには無理がある。オペラグラスは必需品だ。それにしても今日の彼は素人の私が見ても不調のようだ。移動中、近くを通る彼に「タイガー!」とあちこちで歓声があがっても、愛想がない。(いつもこんなもの?)
金曜日は1時台でのプレーだと聞いていたが、前日の雨でスケジュールがくるっているようだ。朝から観戦していたにもかかわらず、日本人選手は見損ねてしまった。
今回の観戦で思ったことは、やはりふだんゴルフをやっていない人では観戦は楽しめないかもしれない。また見るには遠すぎるし、テニス、野球、バスケットボールのような迫力、熱気はあまり感じられなかった。
マーチャンダイズパビリオンではさすがにゴルフ無知な私も買い物に走り、ゴルフボール(3個セット11ドル)、クラブ拭きタオル(18ドル)、Tシャツ(22ドル)、ナイロンバッグ($10)を購入。チェンマイでゴルフ三昧の生活を送っている叔父にでも送ろうかしら。
USオープンのサイト(英語)
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。