街角風景?  12月のマンハッタンはイルミネーションの洪水

公開日 : 2006年12月17日
最終更新 :
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さて、クリスマスのこの時期、街中はイルミネーションの洪水になる。お勧めのクリスマススポットは‐‐‐

1)ロックフェラーのクリスマスツリー

世界でも知名度の高い巨大クリスマスツリー。今年はコネチカット州リッジフィールドで伐採された重量9トンのノルウェー・トウヒという種類だそうだ。3万5千個の電飾が豪華絢爛な光の世界を演出する。ツリーを人目見ようと例年、観光客で周辺は歩けないほどの混雑となる。うっかりうろうろすると地方から来たらしい家族に「どいてよ!写真撮るんだから」とこちらが田舎者(?)扱いされる始末。この間は夜11時30分に仕事を終え、この時間は人もあまりいないかも、とロックフェラーへ赴いたらちょうどライトアップは終わり。ただの巨木のみがそびえたっている。え?クリスマスツリーに消灯の時間なんてあったの? ちなみにエンパイアーステートのライトアップも12時で消灯となる。

2)ロード&テイラーのディスプレイ

どのデパートのデコレーションもクリスマスシーズンは必見の価値あり。 特に38と39丁目間のフィフスアベニューにあるロード&テイラーは毎回、古き良き時代のアメリカ人のクリスマス風景がミニチュアサイズで表現されている。夜会舞踏会、馬車で送迎されるシーン、暖炉でクリスマスを待つ子供たちなど、眺めるだけでほのぼのとした気分になる。

3) メイシーズの壁面ネオン

独立記念日の花火大会やサンクスギビングのパレードなど、毎年ビッグなイベントに一役買っている、マンハッタン最大デパート、メイシーズは、ビルの壁一面、クリスマスツリーをかたどったネオンで彩られる。また店内も光り輝くばかりの飾りつけ。巨大なイベント会場といってもおかしくない。クリスマスまでは夜10−12時と遅くまで開店している。

4)一般の住宅では-―余談だが、郊外の家でも、窓、庭、屋根の上、軒下、柵などありとあらゆるところに電飾が施こされ、いかにアメリカ人の生活がクリスマスとは深く関わっているかを間のあたりにする。

シアトルの知人を訪問したとき「名物の家があるから見に行こう」といわれ、連れて行かれた見知らぬ人の一般宅は、なんと観光客で取り囲まれるほどの豪華絢爛さ。屋根の上を電飾トナカイが走り、庭の雪だるまの軍団もおびただしい光を発散させている。アメリカのクリスマスシーズンは暗闇とは無縁の世界?(電気代はどのくらいなかかるのかと野暮な疑問を持つ私)

それでは皆様、よいお年を。明日からヴェトナム+2年半ぶりの日本帰国です。

来年もよろしくお願いします。

(写真はロックフェラーのクリスマスツリー、ロード&テイラー前のディスプレイ、メーシーズの風景)

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