ついに正式店舗をオープン 〜 ソーホーに進出した「ユニクロ」

公開日 : 2006年11月20日
最終更新 :
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ここ何ヶ月も、マンハッタンのいたるところで「ユニクロ」のロゴを見てきた。地下鉄、ストリート、イエローキャブに取り付けられた広告ボード。このオープン前の大々的な宣伝には、これからファッションの街に乗りこもうとする強い意気込みが感じ取られた。今までは、期間限定の仮設店舗こそあったもの、ロンドンのような正規のショップというものが存在しなかった。ニュージャージー州にはすでに3店舗。ニューヨークでは初めての正式開業となる。

オープンは11月10日金曜日。この日から3日間はオープン記念セールとなるが、その最終日の12日日曜日に出かけてみた。ショップの周辺はすでにユニクロのショッピングバッグを持った人であふれている。カシミアのセーターなどが大幅割引で購入できるとあって周りのショップに比べると人の入りも圧倒的に多いようだ。しかし一番びっくりしたのは、店内が想像したよりかなり「巨大」だったこと(トータル36000 sq.ft)。一歩店内にはいると、まばゆいライトアップに映えるカラフルな商品のヤマ。セーターやシャツなどのアイテムディスプレイが壁一面を覆い、それだけでもショップ全体が華やかな印象を受ける。「GAP」,「OLD NAVY」,「H&M」など欧米のカジュアル店に似ているものの、商品を「一望」できる店内のファッショナブルなレイアウトは他に類をみない大胆なつくり。

客層は圧倒的にアジア人が多いかと思いきや、黒人、白人など様々。広範囲にわたるレジはどこも長蛇の列で、皆、セーターを5枚10枚とまとめて購入していく。8ドルほどの軽量傘を握りしめて列で待つ私の前のアメリカ人は、次々と400ドル、500ドルの金額を払っていく。「あれ、君はこの傘だけでいいのかい?」と店員にからかわれるほど、この日は高額な買い物客で占められていたようだ。

さて、今後ファッションセンスの高いニューヨークで受け入れられるかが大きな焦点。知人曰く「質の良さと安価なこと、それに日本のデザイン特有の多機能性、たとえばポケットの位置とかそういったところで評価が高いみたい」。日本のブランドとはいえ、現地でしか売られていないアイテムもあるそうで、一度足を運んでみるのも悪くない?

住所: 546 BROADWAY (bet. Prince St. and Spring St.)

営業時間:Mon-Sat: 10AM-8PM Sun: 11AM-7PM

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