ベジタリアンレストランで食の基本をみなおそう 〜BONOBO’s〜

公開日 : 2006年09月16日
最終更新 :
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うれしいことに体重がやっと110ポンドを切った。(1ポンド=0.454kg)。

今まで貢献してきた献血の資格がなくなるのは残念だが(こちらでは110ポンド以上でないと献血できない)身長の割合からいったらやはり目標は110ポンド以下。この達成は、GYM通いと食事にこだわってきたおかげである。先日、同僚にトライベッカにある某レストランでの「ムール貝食べ放題」に誘われたが、結局残業でいけなかった。しかし今思えば、これもパスしてよかった。「宴会」に参加しないかわりにヘルシーレストランを見つけては一人でよく足を運んだものだ。

というわけで今回はダイエットに役立ったレストランをひとつ紹介しよう。

場所は23丁目とマディソン街にある「BONOBO’s」。ここはヴェジタリアン専門のレストランで、しかも通常の小麦粉などを使った炭水化物もなし。主食は野菜・フルーツといった今話題のローフードなのだ。それも、プラスチックのボールに好みの野菜を入れミックス、ドレッシングをかけてもらうだけの雑多なものではなく、盛り付けはフルコースのメインディッシュのように豪勢だ。ドレッシングもハーブガーリックジンジャー、レモンガーリックタヒニ、スイートレモンバジル、聞くだけで体によさそうな材料を使用している。

おすすめのエントリーはなんといっても$7.95のノリラップ(あるいはノリロール)。5種類のダイス上に切った野菜をナッツや種子などを使ったリッチなドレッシングにからめ、まったりした練り状態にしたあと、それをオーガニックの海苔で巻いたもの。見た目は巻き寿司のようだが、中はヘルシーな野菜がぎっしりつまっているのだ(写真参照)。ナッツや種などが幾分オイリーなためか、食べ終わっても空腹感はなし。ドレシングの味は選ぶ前にサンプルを試させてくれるので、まずはずれがない。

店内には天然のヘルシージュースも売っているが、さすがにココナッツウォーターだけは口にあわないかも。レストランといってもセルフサービスなので、基本的にチップは必要なし。ハイセイリングのガラス張りで明るい店内にはいくつもの観葉植物が垂れ下がっていてまるで温室にいるようだ。いつ行ってもそんなに混んではいないので、食後は一人で静かに本を読むのもいい。

ご参考までにBONOBOとは、アフリカに住むチンパンジーの一種。新鮮な植物やくだものを食べているおかげかどうか、(若いのに)突然の病気などで死ぬということが、生物学的統計ではほとんどないらしい。このBONOBOをお手本にしたナチュラルな食生活を目指そうというのがこのレストランの趣旨のようである。

Bonobo’s Vegetarian Restaurant

18 East 23rd Street at Madison Avenue

TEL: 212-505-1200

11:00 am to 8:00 pm (月〜日)デリバリーあり。

www.bonobosrestaurant.com

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