ナポリ王宮でローザ・パークスの家公開
皆さん、こんにちは!
ジョージ・フロイドさんの事件も記憶に新しいと思います。
いま、プレビシート広場にあるナポリ王宮にアメリカ人アーティストのライアン・メンドーサの作品、ローザ・パークスの家が公開されています。
ローザ・パークスは1955年アメリカアラバマ州モンゴメリーでバスに乗っていたとき、バスが混雑してきて白人専用の席では足らず白人が立っていたのでバスの運転手が黒人用の席も白人に座らせるように座っていた黒人に立つように言いました。
でもローザ・パークスは席を立たず逮捕されました。
彼女の行動がアフリカ系アメリカ人による公民権運動の引き金になったとして、公民権運動の象徴的な存在になった人です。
長い間彼女の家は放置されていましたが、アメリカ、ニューヨークのアーティストライアン・メンドーサがこのまま廃れていってしまうのを守ろうとして彼女の家を購入しました。
そして家を解体しベルリンにある自宅の庭に再現しました。
彼はナポリが好きで15年ナポリのサニタ地区に住んでいたので、その影響もあり今回ナポリの王宮の中庭に展示されることになりました。
王宮から見たプレビシート広場
ずっと放置されていたので、中の家具などはもうなくなって外観だけ見ることができます。
1月まで公開されていますが、いまはコロナウイルスの影響もありナポリには来れないと思いますので、写真で堪能していただければと思います!
筆者
イタリア特派員
Nakky
2006年からイタリア在住。色んなナポリを紹介したいと思っています。
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