【新型コロナウイルス】ロックダウン終了後のナポリ
皆さん こんにちは!
5月4日からフェーズ2になりました。
フェーズ2というけれど、フェーズ1+フェーズ1とかフェーズ1、2とかいう人もいるくらいあまり変わってないんじゃないかという意見も。
4日当日は北イタリアから南イタリアに来る人がたくさんいるんじゃないかとか心配されていましたが、4日の日にミラノ発ナポリに到着した人たちはそこまで多くなく、到着した人全員の熱を測っていましたが熱がある人もいなかったようです。
ただ、ナポリの朝のクマーナ線(ナポリ モンテサントからポッツォーリなどに行く電車)はソーシャルディスタンスも無視、大勢の人が乗っていてコントロールする人たちもいない様子が映像で出ていました。
本数も少ないので朝はそうなってしまうのかとも思いますが、降りてくる人の多さにびっくりしてしまいました。
そのほかにもシチリアのパレルモでは若者たちがマスクなしでソーシャルディスタンスも無視して海で遊んでいる様子や、ミラノのナヴィーリ地区に大勢人がおしよせアペリティーボを楽しむ人もいるとミラノ市長がすごい怒っていました。
2ヵ月家にいたわけですから、ストレスも溜まり思いっきり遊びたいというのもわからなくはないですが、まだまだ油断せずに慎重になってほしいですね。
2ヵ月経済的にもストップしていたわけなので、労働者、経営者などの経済に影響が出ていて感染者の多い地域と少ない地域で再開する日を同じようにするのはどうなのかといろいろな州の人たちが話しています。
やはり美容院やエステなどは6月1日からということで経営的に厳しいようです。
そこで州によっては政府の通達を無視しているところもあり、例えばカラブリア州は外の席だけレストランを営業してもいいと州知事が通達を出し、アルト・アディジェ州のボルツァーノはお店や美容院が開いているそうです。
さて、私もナポリの町を散歩してみました。
すごい人が多いんじゃないかと思っていたんですが時間帯にもよるのかもしれないけどそこまで混雑していませんでした。
トレド通り
地下鉄トレド駅の入口。
ちょっと見えにくいですが、入口にコントロールの人がいました。
人数が多いときには人数制限もするそうです。
トレド通りにある有名なバール アウグストゥスでテイクアウトのコーヒーを待つ行列。
このバールは格子のドアは閉めてあって、ドア越しにコーヒーを渡すようです。
それでもやはりバールのコーヒーはひと味違うので飲みたいんですね!
いつもはお店やバールに立ち寄る人でにぎわっているガッレリア ウンベルトⅠ世。
今回はまばらに人がいました。
今日なら自分の星座の前で写真を撮るのも簡単ですね。
ムニチーピオ広場にある中国人アーティストによる作品。
いつもなら狼に乗って写真を撮る人たちがいっぱいいますが、今日はまばらでした。
3月末までの設置予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延びたようです。
スパッカナポリもこのように閑散としていました。
ショッピングをする人でいっぱいのヴォメロ地区もこんな感じ。
思ったよりも人は出ていないようです。
散歩の時間帯がなくなったこともあり、好きな時間に出かけられるのでそこまで混雑しないということもありますが、まだまだ慎重に行動をしている人が多いのかなと思います。
筆者
イタリア特派員
Nakky
2006年からイタリア在住。色んなナポリを紹介したいと思っています。
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