ラヴェッロ・ヴィッラ・チンブローネの絶景はやっぱりス・テ・キ!
Ciao a tutti!(チャオ・ア・トゥッティ!)
今回は先週ナポリから南東約40kmに位置しますラヴェッロRavelloへドライブしに行ってきました!
朝9時頃市内から出発し、約2時間半程度かけてラヴェッロの中心地標高350メートルまで登りました。
当日はかなりの強風でしたが、幸い雲一つない天気に恵まれ、天国に一番近いパノラマと言われているラヴェッロの絶景を久しぶりに見ることができました!
太平洋、大西洋、日本海もとてもきれいなのですが、海通の知人の話では地中海の波はダイヤモンドの輝きのようにキラキラと太陽が小波に反射して見えるそうです。この海が見たいがために知人は1年以上も前からラヴェッロへ行く計画をしやっと今回実現したそうです。
(天気が本当によくてよかった。。。)
こちらが、ヴィッラ・チンブローネVilla cimbrone内にあります<無限のテラス>Terrazza dell`infinito
この無限のテラスのフェンスの上にあります彫刻は、ローマから追放された7人の当時の傲慢王様の大理石の胸像になっています。
無限のテラスからはミノーリMonoriやアトラーニAtraniの街を見ることができ、左手にはマイオーリMaiori、右手にはアマルフィAmarfiが位置されています。
こちらは無限の並木道Viale dell`immenso と言われています。
この道を通ってから無限のテラスへ行きます!
ヴィッラ・チンブローネ内はホテル、レストランもあり、結婚式や披露宴が今でも行われています。
テンピオ・ディ・チェーレレ(tempio di cerere)ケレス・デメテルの神殿が無限の並木道の先にあります。
ヴィッラ・チンブローネ入口
ラヴェッロ・ドゥオーモ広場から約10分!
狭い石畳の階段を上がっていきますので、歩きやすい靴がいいですね!
<インフォメーション>
ヴィッラ・チンブローネ Villa Cimbrone
<住所> Via Santa Chiara, 26, 84010 Ravello SA
<電話> 089 857459
<入場料>7ユーロ
ヴィッラ・チンブローネの見学後、ランチを食べに行きました。
場所は、ホテル・ヴィッラチンブローネではなく、景色を変えて
ドゥーモがある中心地まで戻って、こちらの方がメジャーな別荘ヴィッラ・ルーフォロVilla Rufoloからさらに下ってとにかく海が大好きな知人が美味しい食事ができるところはたくさんあっても、地中海のパノラマが素敵なところで食べれるのはきっとめったにないからとのことでしたので、この絶景パノラマが見えるテラスのあったHotel Ristorante Gardenホテル・リストランテ・ガーデンへ行きました。
ツナのグリル焼きバルサミコソース和え
(最近ツナ料理に凝っているわたくし。。。)
イカ、スピーゴラ(スズキ)のグリル焼きレモン汁と!
エビ、イカのフリット!
どれもなかなか上品なお味でした。海が近くにありますので、お魚料理がメインですね!
パスタやリゾットもありましたが、お昼時でしたのでフルコースではなく軽くメイン料理のみ注文しました。
ドルチェは別腹!
こちらはパンナコッタ!
パンナコッタの上にどうしてプチトマト?!と不思議に思いながら食べましたが、この素晴らしい景色に圧倒され違和感なく味わって食べることができました。
こちらはお馴染みティラミス!とろけるマスカルポーネがカカオとマッチしていておいしかったです!
実はアトラーニに行ってからランチをする予定でしたが(予約もしていました。。。)あまりにも景色がよかったので、ランチも景色が見えるところで済ませてよかったです。
<インフォメーション>
ホテル・リストランテ・ガーデン Hotel ristorante garden
<住所> Via Boccaccio, 4 | 84010, Ravello, Italy
いかがでしたか?
最近では南イタリアへ観光する人たちが増え、特にカプリ島、イスキア島、プロチダ、アマルフィやマテーラ、アルベロベッロは人気スポットですよね!
ここラヴェッロも知る人ぞ知る観光名所となっているんですよ。
その昔1800年代に美しい眺めに魅了されドイツの大作曲家ワーグナーがここに滞在した時期があり、オペラ<パルシファル>の第二幕を作曲したことでも知られています。
そのワーグナーの没後70年を記念し、音楽やバレエ・映画といったイベントが行われる芸術祭<ラヴェッロ音楽祭RavelloFestival>が開催され、今でも毎年6月から9月までヴィッラ・ルーフォロ庭園特設ステージで行われ、音楽が好きな人には必見です!
皆さん、地中海を見下ろす美しいパノラマを一生に一度見に行ってみませんか?
ピッパ
筆者
イタリア特派員
ピッパ
イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。