うっとり!豪華絢爛なナポリ王宮博物館を訪ねて

公開日 : 2019年06月24日
最終更新 :

みなさん、こんにちわ。ナポリ特派員のパドゥーラ恵です。
見所が沢山あるナポリですが、多くのガイドブックにも載っているナポリ王宮博物館に改めて行ってきました。
場所は、メトロ1号線で行くとトレド駅から徒歩8分ほど、プレビシュート広場の向かいにあります。

blog15_01.jpg

ナポリ王宮は、Palazzo Reale di Napoli (パラッツォ・レアーレ・ディ・ナーポリ)とも言われています。ナポリ王宮は、ブルボン家というシチリア王位やナポリ王位にかつてついていた家の王宮の事です。

この王宮は16世紀初め、建築家のドメニコ・フォンタナによって、ナスペイン王フェリペ3世の為に建設されたものの、残念ながら一度もここをスペイン王は訪れませんでした。18世紀になりナポリ王宮はカゼルタ宮殿に移り、現在のナポリ王宮は17世紀に建てられましたが、18世紀火事でナポリ宮殿が損傷してから、補修が繰り返され、また第二次世界大戦中にも損傷したため改修されています。

プレビシート広場に面している建物の西側に、ナポリ王国を12世紀に建国した時からのルッジェーロ2世から初代イタリア王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世まで、歴代の王の像も見ることが出来ます。

また、広々としたナポリ王宮の内部は非常に保存状態が良く、各部屋歩きながらゆっくりと見て回ると、当時のナポリ王国がいかに繁栄していたか、その壮大さが感じられます。

先ず中に入ると吹き抜けのエントランスホール。白い大理石の空間にうっとり。

blog15_2.jpg

調度品や絵画の保存状態もとてもよく、豪華なものばかり。

blog15_4.jpg
blog15_7.jpg

王座はやはり権力の強さの象徴を感じます。

blog15_5.jpg

王宮にも劇場がありました。

blog15_6.jpg

キリストの誕生を人形や置物で表現した、大きなプレゼーペもありました。

blog15_10.jpg

そして、恒例のトイレチェックです。2歳10ヶ月になった息子はおむつ外しトレーニング中、トイレで立ってする事も覚えて来ているため、とにかく子連れでトイレ事情は大事なこと。ですが・・・恐らくここのトイレは終日多くの人が利用するので、清潔感には少し欠けていますが、ギリギリ合格。案内表示も分かりやすく、そして、ベニーカーには嬉しいエレベーターもありました。(建物内の係の人と一緒に乗ります。)

王宮を出ると隣はサン・カルロ劇場、国立図書館、向かえにはプレビシート広場があります。

blog15_1.jpg

そこを中心に、海岸沿いのお散歩をしてもいいし、トレド通りからショッピングを楽しむことも出来て、旧市街にいくのにも便利ですよ。ナポリ王宮博物館を中心に街歩きを楽しんではいかがでしょうか?

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。