大人も子供も大興奮!ナポリ ピエトラルサ国立鉄道博物館
みなさん、こんにちわ。ナポリ特派員のパドゥーラ恵です。
まもなく3歳になる息子は自動車、電車、乗り物が好きなので、今日はピエトラルサ国立鉄道博物館(Museo Nazionale Ferroviario di Pietrarsa)に連れて行きました。ところが、大人もびっくりするほど立派な鉄道博物館で親子で終日おもいっきり楽しみました。みなさんにも是非ご紹介したいと思います。
ここは1839年10月にイタリア初となる鉄道路線がポルティチ(portici)とナポリとの間に完成し、いわゆる一番最初の工場と駅があった場所なのです。
私は車で行きましたが、電車で行ってもとても便利です。ナポリ中央駅の地下にある、ガリバルディ駅からローカル線(メトロ2号線)でサレルノ方面で3駅目のピエトラルサ駅で降ります。博物館は駅直結なのでとても便利です。
バスで行く場合は、ピアッザガリバルディ(Piazza Garibaldi) からサン ジョルジョ クレマノ方面(San Giorgio a Cremano)行きの254か256のバスに乗ってピエトラルサ(Pietrarsa)で下車します。
ピエトラルサ駅を出て、地下通路を通っていくと、チケット売り場に出ます。チケットを購入して、広大な敷地にまずはびっくりしました。ひろーーーーい!
一番最初の建物に入ると、蒸気機関車と電気機関車が並んでいます。1900年前半のものから後半のものまで年代別に並んでいました。
そして、一番奥には赤色と緑色の馬車のような客車があります。この客車の奥はミニ映画館のようになっていて、イタリアが初めて蒸気機関車を走らせたナポリとポルティチ間(portici)の当時の様子を映像と合わせて見ることが出来ます(予約制)
そして、いくつかの機関車の中に入って、運転席も触ることが出来ます。(息子はボタンや、レバーや、押したり引いたり大興奮でした)
この建物をでると、広くて、とても手入れの行き届いた海に面したお庭がありました。
線路を切り替えて、それぞれの車庫に入るターンテーブルのようなものもあり、以前は鉄道の工場であったことをイメージできます。(息子はトーマスの車庫みたいと言って喜んでいました)
他の建物に入ると、1960年代のイタリア国鉄最初の高速電気機関車や、ディーゼル列車などが並んでいました。第二次世界大戦前後の機関車の中に入り客車のシートが意外と立派な作りで感心しました。
この機関車の操縦室も触って車掌さんになった気分でご機嫌です。
とても巨大な立体模型ジオラマもありました。
また、囚人護送用の機関車もありました。
そして、恒例のトイレチェック!清潔で綺麗でびっくりです。ナポリで公共場所でこんなにモダンで綺麗なトイレは初めてでした。
飲み物や簡単なスナックが買える自動販売機と、休憩スペースがあり、外にはベンチも沢山あります。お天気が良い日は、お弁当を持参して一日中過ごせそうです。
ここの所長さんに少しお話を伺ったところ、年間50件ほどの結婚式をやっていて、ファッションショーや、ビジネス会議、ヨガ教室や様々なイベントもしているそうです。広大な博物館のスペースを有効に活用しているんですね。そして、2019年9月から12月までは、期間限定で機関車トーマスがやってくるそうです。息子を連れて是非行かないと!
鉄道ファンのみなさん!そして鉄道ファンじゃなくても、是非一度訪れてみる価値が十分あります。
住所 Traversa Pietrarsa - 80146 - Napoli
チケット 通常料金 7ユーロ , 5ユーロ(18歳以下、65歳以上)
ファミリー料金 20ユーロ(大人2人、子供2人)
営業日時 月、火、水、(事前予約のグループのみ)
木 14:00~20:00 (毎週木曜日は割引 大人4ユーロ、子供3ユーロ)
金 9:00~16:30
土、日、祝日 9:30~19:30
(毎週土曜日はファミリー割引 10ユーロ 大人2人、子供6~18歳2人まで)
http://www.museopietrarsa.it/
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。