サンカルロ歌劇場オペラ「オテロ」公演
20日は復活祭(イタリア語でパスクア)で二連休でしたが、今夜からまたヴェルディのオペラ「オテロ」公演が再開します。
初日は少し厳しい批評も紙上に載ったようですが、演出も面白く、なによりもキャスト陣のレベルが高く、私は毎公演楽しんでいます。
シェイクスピアの「オセロ」を題材としたこのオペラは、シチリアを舞台に嫉妬に狂う王様の悲劇を描いていますが、この内容はとっても南イタリア的。
三時間半の公演はこどもには長くて退屈なオペラですが、なんと今回はこども向きに一時間半ほどの内容にまとめたオペラ公演も行なわれました。4回に渡って、午前中に南イタリアの学校を招待するイベント。シチリア方言のアクターがおしゃべりをしながらオペラを観る試みです。それでも子供達は退屈するんじゃないかな、という私の心配をよそに、子供達の反応は拍手大喝采大喜び。小さな頃から劇場で音楽に触れられるなんて、恵まれた環境だなと思います。
4月29日まで公演があります。この時期に訪れる方は是非足を運んでみてくださいね。
ちなみに今夜のオペラは、イタリア各地の100の映画館にて生で上映されるようです。
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