イタリア的バレンタインデー

公開日 : 2014年02月15日
最終更新 :

 イタリアでは聖バレンタインという聖人の日で、恋人たちのお祝いの日にあたる2月14日。男女がチョコレートや贈り物を交換します。基本的には男性が女性にチョコレートやぬいぐるみ、花束などをプレゼントするそうです。

 日本ではたくさんのチョコレートがバレンタインデー用にパッケージされて売り出され、選ぶ過程を楽しめますが、イタリアではほとんどの人がBACI(キスの意味)という年中売られているこのチョコレートを贈ります。

 このBACIチョコはバレンタインの時期になるといろんなパッケージで売り出されます。タバッキやスーパーなどでも目に留まりやすい場所に売っています。

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 仕事場や家族の男性陣にチョコレートを渡す習慣がないのが日本との大きな違い。仕事場で男性に義理チョコを渡すと、変な誤解を招きかねないので注意しましょう!

 聖人バレンタインの日が恋人の日となったのは、ローマ帝国時代にまで遡ります。当時の皇帝クラウディス2世は、愛する人がいると兵士の士気が下がるという理由で、兵士の結婚を禁止します。キリスト教司祭だったバレンタインは、秘密で兵士たちの結婚を取次ぎ、それが見つかって死刑にされてしまいます。その死刑になった日が2月14日だったそうです。

 今ではおいしいチョコレートやケーキを食べる、確固たる理由の持てる日ということで、日本では恋人たちというより甘い物好きの人のお祝いの日ともいえるかも。私も毎年自分チョコを購入しています。

 イタリアでは男性が女性に花束やぬいぐるみを贈るあたり、ロマンチックな行事として残っているみたいです。

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