パヴァロッティの故郷モデナ
仕事で一泊二日、ボローニャの近くの美食の街、モデナに行ってきました。モデナは、かのテノール歌手ルチアーノ・パヴァロッティの故郷としても知られています。
ナポリからは電車でボローニャまで3時間半ほど。ボローニャで乗り換えて25分程でモデナに到着。ナポリ⇔ボローニャ間はwifiも使えるし、意外にも快適な列車の旅であっという間です。イタリアの悪名高い列車事情は、Alta velocitaという特急に乗ってしまえば嘘のよう。5〜10分くらいの遅れは多々あれど、清潔な車内にはきちんとした身なりの人がほとんどで、一人旅でも恐くありません。食堂列車もあるので、パニーノやピザも買えます。(小銭がなくて嫌みを言われましたが...)
モデナはこじんまりとした街で、半日もあれば歩いて回れます。
午後、駅から歩いてホテルに向かいチェックイン。歩いて市民劇場へ。ルチアーノ・パヴァロッティ劇場と名付けられている、ヨーロッパの典型的な円形劇場です。
夜、歌い終わってホテルに向かう途中のトラットリアに行きました。Via Torre 33にあるTrattoria da Omerというお店。Omerさんがシェフ、奥さんがウエイトレスをしているこじんまりとした素敵なお店。
中にはパヴァロッティやフェラーリの写真がたくさんあり、由緒あるお店だということがわかります。
デザートも全てお店のオリジナル。アマレットのプリンをチョイスしました。
おじさんもおばさんも親切で、この地方の美味しい食材を使って長年経営している家庭料理屋さんという雰囲気がとても良かったです。
歩いて帰る途中、ギルランディーナと呼ばれる鐘楼の前を通りました。
翌日、ナポリ行きの電車の時間まで観光をしました。まずはモデナのメルカート。野菜やチーズ、お肉など、その日に仕入れてきたものを売っていて、買い物をする地元の主婦やレストラン経営の人達の姿が。美食の街、モデナの新鮮な食材を買うことができます。
モデナのバルサミコ酢を買って、ドウォモへ。
中はあまり広くはないけれど、見応えのある大聖堂でした。
続いて、フェラーリの生みの親、エンツォ・フェラーリの生家をミュージアムにしたところを見に行ってみました。
駅から近く、歩いても行けます。フェラーリに興味のある人はきっと楽しいと思います。私はホテルのコーヒーが美味しくなかったので、ここでラッテマキアートを飲みました。とっても美味しかったです。
モデナ小旅行、のんびり楽しめました。とにかく静かな街。ナポリのあまりにものうるささに慣れたせいなのかもしれないけど、とっても静かで驚きました。美味しいものを求めて出かけてみてはいかが?
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