サンタキアラ教会と修道院の美しいマヨルカ焼き

公開日 : 2013年06月06日
最終更新 :

 ナポリは信心深いカトリック教徒が多く、数多くの教会が点在しています。教会を見て歩くだけでも見応えがあり、ガイドブックを開けば多くの教会が紹介されていると思います。

 特に見ておきたいのは、街の大聖堂となるドゥオモ。そしてジェズヌオーヴォ教会、サンドメニコ教会、サンタキアラ教会、サンロレンツォ教会、全てスパッカナポリと呼ばれる中央歴史地区に位置しています。

 私はカトリック教徒ではありませんが、大切なオーディションやコンサートの前、心を落ち着けて考え事をしたい時などに教会に行きます。

 行く教会はいつもサンタキアラ。なぜか落ち着ける一番好きな教会です。

IMG_1789.JPG

 1310年から1340年の間に建てられたといわれるこの教会は、ナポリで一番大きなゴシック形式の教会です。18世紀にバロック様式に建て直されましたが、第二次世界大戦で焼け落ちた後、元のゴシックで復元されました。

IMG_1791.JPG

 すぐ目の前にあるジェズヌオーヴォ教会の煌びやかさと相反して、質素な聖キアラ教会は、入った瞬間から気持ちを穏やかにしてくれる不思議な魅力があります。入ってすぐ左後ろにはキリストを描いた上に神様の顔の壁画が残っています。キリストの父にあたる神様を描くということはとても珍しく、たくさんの観光客が見学に訪れます。

IMG_1792.jpg

 そしてとても有名なのが、併設されている修道院のマヨルカ焼きのタイル。とてもきれいなキヨストロ(回廊)で、大好きな映画「マカロニ」でも使われています。入場料が6ユーロかかりますが、入る価値はあります!

IMG_1908.JPG
224194_184193774965938_6983091_n.jpg
227363_184193908299258_1544278_n.jpg
227996_184194144965901_2622378_n.jpg

 美しくてうっとりしてしまいます。「マカロニ」でのシーンもとっても素敵。

 ナポリのカンツォーネにもなっています。「サンタキアラの修道院」

IMG_1903.jpg

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。