ナポリブログ番外編〜NYC
ナポリの街並を目にするとたちまちナポリのカンツォーネがよぎり、パリではシャンソンを口ずさみたくなり、バリではガムラン音楽が頭から離れない。そう、土地と音楽は切っても切れない関係にあります。
ニューヨークに降り立った瞬間私の頭はAlicia Keysの歌でいっぱい。
PVを観ているだけで、ドキドキしてくるような街。たくさんの音楽家が魅せられた街でもあります。
そんなニューヨークで私が体験してきた忘れられないことを書きたいと思います。ナポリ観光とは全く違った楽しみ方が待っています。
まず、この時期に行ったなら是非参加したいシェイクスピア イン ザ パーク。
セントラルパークのシェイクスピア野外劇場で行われる無料公演です。当日の正午から配布されるチケット(一人二枚まで)を手に入れれば、誰でも無料で観劇できます。ただし、チケットは当日のみ。
演目は「間違いの喜劇」。そのクオリティの高さはすごかったです。午後8時半開始でしたが、サマータイム時間のためまだ辺りは明るく、公演中に徐々に暗くなっていく感じもスペクタルの一部のように感じられました。俳優陣のレベルも、舞台仕掛けも、無料でいいの!?という感じで大満足。ニューヨークタイムスを始め、各紙で絶賛されています。
そしてオペラシーズンオフのメトではバレエ公演中。こちらもシェイクスピアですが、最も有名な悲劇「ロミオとジュリエット」
アメリカンバレエシアターは名門中の名門ですが、とにかく素晴らしかったです。印象に残ったのはジュリエット役を演じた、キューバ出身のXiomara Reyes。小柄な彼女が演じるジュリエットは可憐でキュートで最高でした。アンサンブルもよかったし、随所に笑えるところがあったのも楽しかったです。そして、ソフトバンクのCMでおなじみの「Dance of the Knights」のシーンは迫力!イタリアの大スターRoberto Bolleのロミオだと思っていたのに、代役が踊ったのは残念でした。
メトロポリタン歌劇場は音がとてもよく回って聴こえてくる作りになっているのか、まるで映画館にいるようなサウンドでした。ただ単純にまっすぐ音が飛んでくるのではなく、後ろからも聴こえてくるような感じがします。さすがメト。
youtube上で探してみたけれど、やはり公演内容はアップされていませんでした。演出(振付)がかなりが似ているので、この動画でイメージが沸くといいな。例のソフトバンクのCM(古いのかな?)のシーンもあります。
そして、ニューヨークで音楽といえばやっぱりジャズ。コロンブスサークルにあるタイムワーナーセンタービルから見るニューヨークの夜景をバックに繰り広げられるパフォーマンス。お客さんの支持が高いDizzy's Club Coca Cola。
この日のお目当てはパーカッショニスタのWillie Jones三世。ジャズ音楽はCDで聴くものじゃなく、ライブパフォーマンスを楽しんでこそ!と思った瞬間でした。
彼のパフォーマンスは圧巻。ソリスト以外の面でもソフトな曲もいい演奏でした。
セントラルパーク内のストロベリーフィールドでは、イマジンをギターで弾き語りしている人がいました。旅にはいつも音楽がつきもの。道中で聴いた音楽は、帰宅してからもその場の空気を思い出させてくれます。
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