ナポリ散歩道　サンタルチア海岸通り

　三月はmarzo pazzo（狂った三月）と呼ばれ、太陽が出ていたかと思うと突然雨が降り出すのがナポリのお天気です。

　今日は風が強く、曇っていますが、だいぶ暖かくなってきました。肌寒くても、目を開けていられないほど日差しの強い眩しい太陽が照りつける日もあります。そんな日はとってもご機嫌になります。（サングラスがあるといいと思います。）

　この時期の旅行は服装を決めるのが難しいかもしれません。寒いと思ってダウンを着て外出しても、歩いているとうっすら汗をかいてくる、そんな感じです。でもこちらでもインフルエンザが流行しているので薄着は禁物。折り畳み傘は必須。マフラーもあるといいと思います。ダウンはそろそろいらないかな〜と思いますが、油断はできないのでクリーニングにはまだ出せません。ナポリは日本でいうと四国や九州のような気候だと思えばよいと思います。海が近いので湿度は高いですが、比較的暖かく過ごしやすいのが特徴です。

　イタリア旅行をする際は、北から南まで縦断する方が多いと思います。ベネチアやミラノはもっと寒いですし、フィレンツェも山間部なので冷え込みます。東北から九州まで行くと思えばいいかもしれません。

　先日サンタルチア地区の海岸をお散歩してきました。リゾートホテルが並んでいて、レストランも多く、卵城を見学する観光客がたくさん歩いています。一年程前から歩行者天国になったので、ナポリのマナーの悪い車を気にせずにのんびりと歩けます。お天気のいい日は冬でも海辺で日光浴をしているナポレターノを見かけます。この日は快晴ではありませんでしたが、散歩を楽しむ人でいっぱいでした。