ナポリにある楽譜の宝庫
大学院時代、論文を書くに当たって参考文献や楽譜を探すのに非常に苦労したことを覚えています。論文を書くよりも資料を集める方が時間がかかったと言っても過言ではありません。
そんな音楽家のみなさんにとってパラダイスといえるイタリア。珍しい楽譜も日本より簡単に手に入ります。ただ、日本歌曲集はもちろん日本語訳のついた楽譜や対訳書などは入手できないのが逆に悩みではありますが。
ナポリに来るとまず必ず寄るのが、音楽院の図書館と音楽院の目の前にある楽譜屋さん。以前に音楽院について書いた時に図書館については触れたので(こちらを参考)、今日は楽譜屋さん、Simeoliについて書きたいと思います。
ベッリーニやドニゼッティも足を運んだことを思わせるような古い作りの店構え。所狭しと様々なジャンルの楽譜を積んでいます。
Ricordiが潰れた今、ここだけが頼り。時間が許すなら、ない楽譜も取り寄せてもらえます。オペラスコアや歌曲集、ナポリのカンツォーネはもちろん、モリコーネやニノロータといった映画音楽、StingやBeatles、武満徹氏に至るまで扱っています。CDやDVDも置いています。
13時半から16時まで長いお昼休みがあるのでご注意。土日はお休みです。先日はヤマハのソプラノリコーダーが5ユーロで売られていました。
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