ナポリでの結婚式

公開日 : 2012年11月06日
最終更新 :

 近年、日本では海外での挙式がブームになっているようです。新婚旅行が同時に行えること、憧れの地でウェディングドレスを着て、ロマンチックなムードを味わえること、素敵な写真を残せることなどがその理由。

 学生の頃は東京で毎週末ブライダル場で聖歌隊としてたくさんの挙式を見てきました。その特別な瞬間に関われることは、とても幸せなことでもありました。

 イタリアでは基本的に聖歌隊はコーラスではなくソロですが、弦楽器と一緒に挙式で歌っています。こちらではもっと宗教色が濃いものとなります。

 一生に一度の大切な思い出として残るわけですから失敗の許されない現場ですが、そんな裏方以上に緊張をしているのはもちろん主役の新郎新婦と、そのご両親たち。失敗しないように緊張を保ちつつも、彼らの緊張をほぐしてあげるのも大切な役目です。

 時々、イタリアで挙式をしてみたいな~と友達から相談を受けるのですが、先月ついにウェディングプランナー的なことをしました。

 小学校時代の親友からの相談を受けて、私が試してみたいように自由に組んでいいからと言ってくれたので、本当に自由にやらせてもらいました。会場をおさえ、写真家と撮影場所を決め、司祭様と音楽家と美容師を呼び、花嫁が幸せになるというオレンジの白い花のブーケを予約して、ビュッフェやケーキをオーダーして、準備万端だと思っていましたがなんせここはイタリア。当日まで何があるかわかりません。ブーケが届いて、待ち合わせをしていたフォトグラファーと新郎新婦の待つホテルに着くと、すでに美容師さんがヘアセットをほぼ完了していたのを見た時には、心底ほっとしました。この国でもやはり結婚式はとても大切な儀式。責任を持って仕事をしてくれました。

 当日は笑顔の絶えない本当に楽しい時間が過ごせました。先日アルバムができあがったので受け取りに行ってきたのですが、映画のワンシーンのような素敵な写真ばかり。太陽の光が強いので写真の色が綺麗で、海辺の景色や教会広場のシーンも、時が止まったような美しさです。

 新郎新婦は翌日カプリ島で青の洞窟に入り、その次の日はポンペイ遺跡に観光へ行き、ベネツィアへ飛びました。

 ナポリでの挙式、おすすめです!!写真には、ハートや風船を飛ばしたり、仮面をつけたりして顔を隠させてもらいました(笑)

IMG_1191.JPGのサムネール画像

お幸せに♡

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