【ウズベキスタン】首都タシケントが閉鎖へ

（１）ウズベキスタンへの新型コロナウイルスの感染拡大防止にかかる措置策定特別共和国委員会の定例会議が開催され、感染の疑いがある者を適時に特定し全土への感染拡大を防ぐために、検討された諸問題に関する特別委員会を招集することを決定した。

（２）法令に基づき、3月21日から疫学的問題が解消されるまでの間、ナイトクラブ、ディスコ、スパ、マッサージサロン、チャイハナ、食堂および飲食店（宅配サービスを除く）、カラオケ、ビリヤード場、シーシャ（水たばこ）バー、ゲームセンターなどの娯楽施設は閉鎖とする。

（３）3月23日から、国民衛生疫学福祉法に基づき、国民の健康を守るため、結婚式、家族のお祝い事、運動会、そのほか記念日に関するものを含む公共イベントの開催は禁止とする。ただし、行事が必要不可欠なものである場合は、人数が10～15人程度を超えない形で開催することが推奨される。

（１）3月23日0時1分より、ウズベキスタンから出国する外国人を除き、すべての人に対してウズベキスタンの全国境ポイントが閉鎖される。

（２）3月23日より、タシケントのすべての企業および機関は、その企業・組織形態にかかわらず、その活動を維持させる且つ法律に基づく形で可能な限り職員が休暇を取るか、テレワークを行うようにしなければならない。

（３）被雇用者は、職場において個々人がマスクを装着するなどの予防措置を講じなければならず、これに違反した場合は懲罰措置を受ける。

（４）タシケント市、カラカルパクスタン共和国、ウズベキスタン各州の公共の場において、マスクを装着するなどの予防措置を講じていない者に対して「警告」が与えられる。

（５）3月25日午前6時より、違反が発覚した場合、22万3000スム（2600円ほど）の罰金が科される。再度違反が発覚した場合、その3倍（66万9000スム）の罰金が科される。

（１）3月24日0時1分よりタシケント市は、あらゆる種類の公共交通機関（バス・車・航空便・鉄道）の交通での出入りに対して閉鎖の措置を取る。なお、タシケント市への出入禁止は貨物の運搬をその対象とせず、タシケント市に居住登録のある者がタシケント市内へ入ることも禁止の対象とならない。

（２）在ウズベキスタン日本国大使館が政府関係者および関係当局に確認したところ、同決定に基づき、タシケント市内への入域は貨物運搬用車両、タシケント市に居住登録がある者、また外国人に限って認められる。なお、外国人がタシケントに入る場合の交通手段は一般車両に限られる。バスなどの公共交通機関を利用してタシケントに入ることはできない。

（３）本発表を受け、在ウズベキスタン日本国大使館が再度、ウズベキスタン航空およびウズベキスタン鉄道に運行状況を確認したところ、国内航空線および国内鉄道についても、全線運行停止となることが判明した。運行停止期間がいつまでとなるのかは現時点で不明。

以上です。

本日（2020年3月23日時点）までにウズベキスタン国内で発表されている感染者は46名で、今後も増加してくことが予想されます。

また新しい情報が入り次第こちらでお伝えいたします。

本日もご覧いただきありがとうございました。

それでは、また！