【ウズベキスタン】新型コロナウイルスに対する措置について(2020年3月21日時点)

公開日 : 2020年03月21日
最終更新 :

みなさん、こんにちは!

ウズベキスタン・ナマンガン特派員の深谷研介です。

ここ数日で発表されたウズベキスタンでの新型コロナウイルスに対する措置についてお伝えします。

1.国外向けの旅客の輸送を40日間停止

ウズベキスタン運輸省は3月19日夜、ウズベキスタンへの新型コロナウイルスの侵入の阻止に係る措置策定特別共和国委員会に基づき3月20日から、バス・自動車・鉄道・飛行機の交通による国外向けの旅客の輸送を40日間停止する旨を発表しました。

2.ビザの有効期限及び無査証滞在期間の再延長

3月21日、ウズベキスタン国家観光発展委員会は公式ホームページにおいて、ウズベキスタンに滞在する外国人のビザの有効期限が5月5日まで自動延長されること、また、一定期間、ビザを取得せずに滞在が認められている外国人について、その許可されている滞在期間が終了する場合、例外的に5月5日まで滞在を認めること等を発表しました。

同委員会はまた、当地運輸省が同委員会及び当地外務省とともに、外国人の自国への帰還または第三国への移動のためにウズベキスタン航空による航空便を運航させ、既に航空券を有している者については追加料金無しで当該航空便に乗ることができるよう作業を行うと発表しています。

3.感染拡大防止に向けた飲食店の閉鎖

ウズベキスタン政府は3月20日夜、ウズベキスタンへの新型コロナウイルスの進入の阻止にかかる措置策定特別共和国委員会定例会議の結果について発表しました。

発表によると、同委員会は3月21日より疫学的問題が解消されるまでの間、飲食店を含む各種娯楽施設の閉鎖を決定したほか、同23日より結婚式・家族のお祝い事等の私的行事について、同行事が必要不可欠で、かつ10~15人程度の近親者のみで行う場合を除き、禁止することを決定しました。

また、法令に基づき3月21日から疫学的問題が解消されるまでの間ナイトクラブ、ディスコ、スパ、マッサージサロン、チャイハナ、食堂及び飲食店(宅配サービスを除く)、カラオケ、ビリヤード場、シーシャ(水たばこ)バー、ゲームセンター等の娯楽施設は閉鎖されます。

現状、タシケント市内にあるレストラン、カフェ等の飲食店の多くが閉店しており、外食ができない状況となっています。 

以上です。

ウズベキスタンでは、新型コロナウイルス感染者が37名(3月21日)と発表されており、政府も水際対策を

強化している状況です。現状、すべての国境が封鎖されており外国人は入国できません。

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