街中が象だらけ...!【Ganesh Chaturathi】

公開日 : 2012年09月26日
最終更新 :
筆者 : 鳥巣 悠

今年も商売・学問の神様、ガネーシャのお祭りの季節がやってきました!

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去年のお祭り最終日の様子はコチラ

毎年、ヒンドゥー暦によってお祭りの日が決められるのですが、今年のお祭り初日

「Ganesh Chaturathi(ガネーシュ・チャトゥルティ)」は9月19日でした。

(お祭りは11日間続きます)

このガネーシュ・チャトゥルティの日には、各家庭やコミュニティがガネーシャ像を購入して、

地元まで持ち帰る日。つまりムンバイ中の道を巨大なガネーシャが行き交う日なんです...!

その様子を撮影すべく、まずは巨大ガネーシャが祀られている「Lalbaugcha Raja」

という場所に行ってみました。

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ここはお寺では無いのですが、ガネーシャ祭の時期に巨大な像が置かれる場所で、

祭の期間だけで毎年150万人もの人がお参りに来るとか...。

周辺は参拝に来た人々と、屋台やお供えものを売るお店ですごい賑わいです!

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後から知ったのですが、通常入口からガネーシャの所へ辿り着くまで、

丸一日以上かかることもあるそうです...。

この時はなぜか厳しい入場制限をしている入口からすんなり入ることができ、

30~40分でガネーシャに会うことができました...!(外国人だからでしょうか...?)

また、並んでいる途中もガネーシャを賛美する言葉を叫ぶ人がいたり、

とにかくすごい熱気でした。

ガネーシャの足元にいる人と比較してもらうと分かる通り、とても巨大で

華やかなガネーシャです。

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ガネーシャの前では立ち止まることも許されず、人の流れに押されてあっという間に出口へ...。

ついでに周辺のお店も覗いてみました。こちらはガネーシャのCD?DVD?のお店。

インドでは「神様=アイドル」の様な扱いです^^

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ガネーシャには姉と妹がいるらしく、その姉妹をガネーシャの両脇に飾るのが正しい置き方だそうです。

左はなぜか姉妹の首だけ(!)を売るお店。

右はインド人の友人宅で見たガネーシャの祭壇です。

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これだけでもかなりお祭りを満喫した気分でしたが、帰り道で偶然巨大なテントを発見...!

「これはガネーシャが中にいるに違いない!」と突撃してみることしました^^

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予感的中。なんとここは特設のガネーシャ製作工場でした...!

突然の外国人の訪問にも関わらずみんなフレンドリーな雰囲気です。

(というか、「オレも撮ってくれ攻撃」がすごかったのですが...。)

これは完成品のガネーシャを持ち上げているところ。

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ガネーシャを運ぶのはやっぱり神聖な牛じゃないと!

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左:ガネーシャ様、クジャクにだって乗っちゃいます!

右:ガネーシャとセットで大切な存在なのが「ネズミ」。

ネズミはガネーシャの乗り物なのだそうです。

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そしていよいよ牛車に乗ったガネーシャがテントから出発...!

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スタッフもみんな誇らしげ^^ 

ちなみにガネーシャが通るのは、もちろん車道...。

ガネーシャが道を塞いで通行の邪魔になっていても特に問題はないみたいです。

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さながら、ディズニーランドのパレードの様でした...!

祭りの最終日は今週土曜日。これらのガネーシャ達が海や湖へ一斉に流されます!!

その日の様子もレポートしたいと思いますので、お楽しみに^^

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