№45 ロシアのタバコ事情- ついに喫煙パラダイスの終焉か

公開日 : 2014年05月23日
最終更新 :

連日30度近い気温が続き、急に夏がやってきてびっくりしていますが、どうやら当たり前のことではないようで、今年は例年にない猛暑となるのだとか。

これからモスクワを訪問予定の方は、日焼け止めやサングラスや帽子をお忘れなく!

今日はロシアのタバコ事情について書きますね。

モスクワに来て嫌だなーと思ったことは、歩きタバコの多さとレストランやカフェで喫煙可の場合が多いこと、分煙でもほとんど意味をなしていない場合が多いこと。逆に言うと、スモーカーにとってはパラダイスですね。

人口1億4,350万人(2013年)のうち、4,400万人が喫煙者であるらしいロシアでは、3.3人に一人がスモーカー?確かに、ウォッカに紫煙が似合いそうなおじさまに限らず、若い女性も中年女性も、こぞってぷかぷかしています。

ところが、来月1日からついにそんなシーンが過去のものになってしまうかも...という禁煙法(第二段階)が施行予定なんだとか。

段階的に始まったらしいこの禁煙法、第一段階は2013年6月1日に既に施行されていまして、まずはバスやメトロ(車内ですよ)、バス停、空港、医療施設などの公共の場での喫煙が禁止されたそうです。

確かに、メトロの車内で喫煙している人は今のところ見たことがないです。

ですが、昨年の施行時には、タイトルの通り、「堂々逆らう喫煙者たち」ということで、これからも正々堂々吸わせてもらおうという人が多かったようですね。

この記事の書かれた時点では、あるデータによるとロシア国民の81%が公共の場での喫煙を支持していた(!)らしく、驚くばかりです。喫煙の自由はあれど、おうちでどうぞ、と思いますけどね。

第二段階が施行されると、ホテルやレストラン、カフェが全面禁煙になるのだそう。

まもなく2014年6月1日、秋に延期になったという噂も聞きましたが、どうなんでしょう?本当にレストランやカフェが全面禁煙になるのか、すごく楽しみです。

▼まだまだとても安いロシアのタバコ 100円台~200円台中心です

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*1RUBは、現在のレートで約3円です

5月お題"タバコ事情"

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