サンクトペテルブルクへは‐特急列車サプサンでGo!
ロシアで旅行に来る方の話を聞いていると、やはり「欧州の窓」サンクトペテルブルクがメインのよう。
モスクワ在住の身としては、モスクワ、いいところ沢山あるんだけど。。とちょっと残念。
でも、サンクトペテルブルクは、欧州風の町並み、夏は白夜の幻想、歴史都市としての重み、魅力はつきません。
以前は夜行列車で行くことが多かったようですが、今は断然、特急列車「サプサン」が断然おすすめ!
「サプサン」とはロシア語で隼(はやぶさ)の意。
その名に違わず、モスクワ・サンクトペテルブルク間約800キロを4時間で走破。
時速は約200キロ。
ロシアの駅名や通り名は、行き先がどこか、で名前が決まります。
サンクトペテルブルク(旧レニングラード)へは、レニングラード駅。キエフ駅はキエフ行き。分かり易いでしょ?
地下鉄・コムソモーリスカヤ駅からそのままレニングラード駅へ。
これがサプサン!
とても近代的でロシアの夜行列車を知っている人からしてみたら、えー、こんな列車が今は走っているのーって感じ。
車内のサービス担当の人もこの日は英語が話せる人でした。
飛行機で行くとしても、フライトの1時間半前に到着するとして、空港まで1時間、1時間半前到着、さらに到着してからもさらに1時間、と考えると、4時間でモスクワ・ペテルブルクそれぞれの中心地から発着するサプサンと時間的には変わらない。
シートもきれいだし、内部はとても快適。
ワゴンのクラスによっては、なんとこんな車内食が!
なんとこの車内食、食器はすべてきちんと陶器をつかっており、しかもメニューがいくつかから選べる。
朝一番のサプサンだった私達は、これが朝ごはん。
前菜。そしてポテトのマッシュルームクリームソース添え。きちんと暖かく、大変美味でした。
アエロフロートの機内食より断然うまい。
4時間の間、オーディオなどのサービスもあるし、うたたねしているとあっという間にサンクトへ。
でもこのモスクワ駅、本当にモスクワのレニングラード駅と構内のつくりが全く同じで、本当に変な感じ。ペテルブルクはピョートル大帝がお出迎え。
モスクワとサンクトを酔っ払って間違えたソ連映画「運命の皮肉」が良く理解できます。
(あれはアパートのつくりがモスクワとサンクトで同じで間違えたのですが。。)
この日は仕事で行ったので、ゆっくり観光する暇もなく、サンクトペテルブルクの街を紹介するのは、また次回!
帰りもこんな車内食。
チキンのココナッツカレーは結構美味でした。
昔のように夜行でゆっくりと一晩かけてペテルブルクへ行くのも悪くない。
でもこんな明るく早い特急列車でサンクトまではあっという間。
なんだか、以前よりも気軽に行ける気がしますね。
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