ロシア・レストランでのチップ事情

公開日 : 2012年07月07日
最終更新 :

旅行で慣れない土地に来て、やはり気にするのはその土地のマナー。

旅先ではおしゃれでおいしいレストランで食事を楽しみたい!でもその土地のレストランマナーがあるのでは。。とちょっと不安になってしまう。

その中でもどうしていいのか良く分からないことが多いのがレストランでのチップの支払い。

今までレストランをいくつか紹介してきていますが、今回はそんなレストランでのチップの支払いについてもご紹介。

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時々ガイドブックに、「ロシアではヨーロッパのようなチップ文化はありません」と書いてあるをのみかけたりも。

でも、レストランではチップを置いていくほうが普通です。

金額はだいたいお会計額の10%程度。

きちんとしたレストランではサービス料10%がすでに会計額に含まれていることもしばしば。でもまだまだサービス料が入っていないレストランも多いので、だいたい10%程度を置いていきます。

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そんなことを言ってくるちょっと厚かましい人には払いたくない。。と思ってしまうのが心情ですが。

ロシアではどのレストランでもお会計はテーブル会計。

テーブルの担当ウェイトレス・ウェイターが決まっているので、その人に「お会計お願いします」と伝えましょう。ロシア語では「счет пожалуйста (ショット・パジャールスタ)」といえばOK。

担当でない人にお願いをしても、ほとんどの場合、担当の人を呼ぶから、直接言って下さい、と言われてしまいます。

この徹底した分業が不便と遅さを招いているのでもありますが。。。

払い方は。

全体のお会計額をカバーする大き目のお金を渡し、おつりをもらいます。

おつりは全額一度受け取り、店を出る際に、そのおつりのうちの一部(金額の10%程度)を、伝票が入っていたカバーに置いて、何も言わずに店を出て行くのがスマート。すると担当ウェイターは店を出る際にそれを自動的に取りにきます。

日本人的にやりがちな、端数の小銭をきっちり出したがるのは、レストランでは少しみっともないので、やめましょう。

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高級目なレストランでも、少しカジュアルなカフェでも、上記の通りにすれば、大抵問題ありません。

現地のさりげないマナーを把握して、気楽に素敵なレストランやカフェを楽しんで!

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