メキシコ・三賢者の日

公開日 : 2020年01月08日
最終更新 :
筆者 : Monica

こんにちは、モンテレイ特派員のMonicaです。

クリスマス・正月が終わっても、メキシコのホリデーシーズンはまだ続きます。

1月6日は「三賢者の日」で、イエスキリストの誕生を祝うために、祝いの品を持った三人の賢者が象、馬、ラクダに乗ってはるばる星に導かれてキリストの生誕地までやってきた日とされています。

祝いの品にちなんで、子供たちにプレゼントを渡す習慣があります。

クリスマス、三賢者の日と続くので、友達の家では6日はもうおもちゃは渡さない、と言っていましたが、一方で、クリスマスは何もなしで、6日におもちゃを渡す家もあるようです。

行事が終わると瞬時にディスプレイが変わる日本に慣れていたので、12月25日が過ぎてもツリーもおもちゃ売り場もそのままだった町に違和感がありましたが、背景を知って納得しました。

その他にこの日の楽しみとなっているのが、「ロスカ」という、王冠を模したドーナツ状の大きなパンを食べることです。

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パンの中にはイエスキリストの子供時代と言われる小さな人形が4~5体入っています。

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順番に切っていき、人形が当たった人は幸運、そのおすそ分けとして、2月2日にタマレス(トウモロコシの粉をペースト状にして肉や豆を挟み、それを葉で包んで蒸した伝統料理)を皆に振る舞うのが習慣です。

2月2日にもまだイベントがありますが、クリスマスシーズンは1月6日をもってようやく終了します。

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職場では、この日は仕事始めで、皆充実した休みを過ごした様子で出社してきました。

ロスカ食べるかな~と思ったら、やっぱり食べました。

ええ、就業時間中に。

初めていただきましたが、ほんのり甘くて食感はメロンパンに似ていました。

残念ながら人形は当たらなかったので、2月2日のタマレスを楽しみにしたいと思います。

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