季節のお菓子~ハロウィン、死者の日編~

公開日 : 2017年10月08日
最終更新 :
筆者 : Sayaka
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10月31日のハロウィンが一般的に祝われるようになるずっと前から、メキシコには11月1日と2日に死者の日と呼ばれるお盆を祝う習慣があります。元々このメキシコ版お盆が、日本のようにしっとりしたものではなく、花や骸骨モチーフでお墓をかなり派手に飾り付け、街中は死者の写真や生前の功績を記した臨時の祭壇で溢れます(もちろんこれも派手)。今となってはあまりハロウィンとの垣根も無く、10月31日から11月2日まで街に仮装の人が溢れ、お墓参りに行くでもない私には、ハロウィンが3日続いているような雰囲気です。

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スーパーでもパン屋さんでもこの時期限定で売るお菓子と言えば、針山のような形のパン・デ・ムエルトス(Pan de muertos、死者のパン)。中華まんくらいの大きさがスタンダードなのですが、一口サイズのものや、直径30cmくらいあってクッションにしか見えないものも売られています。

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見て分かる通りお砂糖じゃりじゃりでかなり甘いのですが、これでは足りないとばかりに、チョコチップやキャラメルソースが中に入ったものも売っています(一番スタンダードなものは砂糖がまぶしてあるだけで、具は入っていません)。甘いものが得意な方は、是非チャレンジあれ。

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それと骸骨モチーフお菓子の数々。これらはお砂糖やアマランサス、アーモンドの粉でできているので、食べられないことは無いのですが、お供え物としての意味合いの方が強いので、残念ながら食べて美味しいものではありません。でも日持ちはかなりしますので、旅行者の方はインテリアやハロウィンパーティの飾り付け用のお土産にしても良いと思います。これらも、どこのスーパーでもお菓子屋さんでも、簡単に見つけられますよ。

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