待ち時間の不安を解消！深夜のメキシコシティ国際空港レポート

メキシコからはじめまして。モンテレイ特派員としてブログを書かせていただくことになった、Sayakaです。

メキシコと聞くと古代遺跡やカリブ海をイメージされれる方が多いと思うのですが、ここモンテレイはそのどちらとも無縁、砂漠の中の工業都市です。ただし決して寂しい街ではなく、首都メキシコシティ、中央高原の古都グアダラハラに続くメキシコ第三の街、そしてメキシコで一番近代化の進んだ街であり、名古屋と同じくらいの人口があります。

この街の紹介はこれから徐々にしていくとして、初回の今日は、メキシコに来る人の大半がお世話になるであろう空の玄関口、メキシコシティ国際空港をご紹介したいと思います。

日本と遠く離れたメキシコですが、実は成田-メキシコシティ間はアエロメヒコ航空と全日空の直行便が毎日出ていますので、長時間のフライトさえ我慢できれば、意外と行き来は簡単なのです。ただし、注意すべきはメキシコシティ発成田行きの出発時間。2017年6月現在、アエロメヒコは25:55発、全日空は26:20発ですから、深夜のメキシコシティ国際空港で飛行機を待たねばなりません。ツアーならまだしも個人旅行だと、治安に関してあまり良いイメージのないメキシコで、この出発時間は少々ハードルが高いと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか？

今回は、実際私が5月末にアエロメヒコでメキシコシティから成田に帰国した際の深夜の空港の様子をご紹介します。モンテレイからの乗り継ぎなので、私がメキシコシティ国際空港で過ごしたのはターミナル2の制限区域内のみですが、メキシコシティから乗る方も、空港に着いたらチェックイン後は速やかに保安検査を済ましてしまうことをお勧めします。（制限区域外にも深夜営業のレストランやショップはありますが、空港のあるエリアは、あまり治安が良いとは言えませんので。）

さて、時刻は23時。化粧品や鞄など、免税品ショッピングを楽しみにしている方が行くようなお店は閉まっていますが、コンビニやファーストフードのお店は24時間開いていますので、お腹を空かせてさまよわずに済みます。もう少し落ち着いて食事がしたければ、カフェもありますよ。

日本でもお馴染みのフランス発のパン屋さん、メゾン・カイザーもあります。24時間稼動している空港とはいえ、どこのお店も待合の椅子もさすがにこの時間はがらがらですから、椅子取り合戦をする必要もありません。

ただしこの空港の椅子、固定式の肘掛が付いていますので、寝転がって休みたい人には不向きです。無理やり寝そべっている人もちらほらいますが、眠り込んでしまったら落ちそう...　長時間のフライトに向けてゆっくり身体を休めたければ、ラウンジの利用を検討してみても良いかもしれません。

こちらはアエロメヒコのラウンジ。ソファでゆっくり身体を休めるのだけが目的ならば◎なのですが、如何せん深夜、スタッフの数が足りないのか、テーブルにコップ等放置されていてお掃除は行き届いていないし、食べ物も置いていないし、あるのは飲み物くらい。深夜にここで全てを満たそうとするのは難しそうです。深夜の場合は、お腹が空いていたら食べ物を調達してからラウンジに来るのが賢い方法のようです。飛行機の搭乗ゲート等の情報が確認できるモニターはラウンジ内にもありますので、必ずこまめに確認してください。アエロメヒコ、よく搭乗ゲートが変わる&出発が遅れます...

少しでも深夜のメキシコシティ国際空港の様子が伝わりましたでしょうか？皆様の空の旅が、快適なものになりますように！