海外留学。明と暗・・・

公開日 : 2016年10月01日
最終更新 :
筆者 : 龍野 舞

最近、海外留学(特にはアメリカ・カリフォルニア)についての話を

夏のプログラムで出会った生徒たちにアドバイスをする機会がたくさんあり、

そのことについて、ここでも書こうと思っていた矢先に目にしたニュース。

「カナダで遺体で発見された日本人留学生の女性・・・」

詳細は私には知る由もないことであり、ただただ、ご冥福をお祈りいたします。

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海外留学は自分の世界を広げてくれるとても良い機会です!!

ただ、日本とは違う新しい世界に飛び込むという危険な冒険でもあります。

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最近、そんな大切なことについて「自分で調べる」ということを忘れて、

全てを人に聞く、エージェントに任せるという人たちが多いことに驚き、

そして、こんなに重要なことを人任せにすることは(私には)大きなリスクだという気がしてします。

私がアメリカへ留学を本格的に決意したときは、インターネットやコンピュータが

大衆化し始めた頃だったような記憶が・・・90年代終わりとか、2000年の初め・・・

(実際には小学生くらいの頃から海外へ行くことを考えていたのですが、話が長くなってしまうので・・・)

でも、夢はありました!!

そのような状況で、私は留学に関する情報(行きたいと思った地域、学校、プログラム、費用など)を、

まずは自分自身で収集し、学校への出願、ビザの申請、航空券、滞在先の手配など、全て自分で行ないました。

海外経験が豊富にあったわけでも、英語が問題なく使えたわけでもありません・・・

(余分な費用を使う資金がなかったというのは大きな理由でしたが)

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もちろん、何もわからない海外留学(旅行も含まれるかもしれません)を

たった1人で全て実現するということはとっても難しいことだと思います。

ただ便利さに任せて、すぐにそういった関連のサービスに全てを頼るのではなく、

インターネットでたくさんの情報が得られるようになった今、

多少は自分が海外でやりたいこと、なりたい自分のイメージ、そしてそれに合いそうな場所や滞在方法などを想像し、

その夢を実現するためには何が必要なのか?と言った、より具体的な冒険のイメージを形にする方法を

それを知っている人やサービスに助けてもらうことが、その冒険をより充実したものにしてくれる気がします。

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別に海外に大きな夢を持って行く必要もないし、自国、そして異国の文化を理解する必要も、

日本国内で、普通に日常生活を送っているなかではないかもしれません。

ただ、私自身が日本以外の場所にそこそこ長期に住んでわかったことは、

自分と他人をより理解しようとすることによって、

困難に直面したときでも、少なくとも自分自身を"守る"ことが出来るということです。

「自分は自分、人は人」

だけれども、「人」なくして「自分」はいられない・・・

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楽しく安全、そして充実した旅を!!

今学期はなぜかバタバタしておりますが、留学についても近いうちに。

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