自然とともに・・・

公開日 : 2016年04月20日
最終更新 :
筆者 : 龍野 舞

3月11日に東日本大震災から5年目のブログを書いて、約1ヶ月後には九州での地震・・・

その直後にはエクアドルでも大きな地震が発生し、死者が400人を越えているとか。

ここカリフォルニアでも、一番最近では1898年にLoma Prieta地震が発生し、沢山の被害を受けています。

世界各地でこういった自然災害の被害に合われている方々の安全、そして、1日でもはやく平和な日常が戻ることを祈願します。

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私自身、九州出身なので・・・

そして、こういう状況に直面するたびに、私たちは時には美しく、時には凶暴な自然と共存しているということをあたらめて思い知らされます。

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今年、ここカリフォルニアの主要海産物の1つ "Dungeness Crab" (ダンジネスクラブ/アメリカイチョウガニ)の漁が、一部の地域を除いて4ヶ月ほど遅れで解禁されました。

その遅れの理由となったのが"domoic acid" (ドウモイ酸)という、記憶喪失や脳障害、そして、最悪の場合には人を死にいたらしめることも出来る毒性の物質が基準値以上このカニから検出されていたためでした。

サンフランシスコやモントレーのフィッシャーマンズ・ワーフでは、観光客がこのカニを目当てにレストランなどへ足を運びますし、地元の私たちにとっても旬の味覚として、カニ漁の解禁は、毎年楽しみな季節です。

実は我が家では、いち早く解禁になっていたレクレーション漁でカニを獲ってきた知り合いの人から譲り受けたものを少し前にいただいたのですが、今、我が家にホームステイをしている日本からの大学生にも地元の味を楽しんでもらおうと思い、先日お店で購入したものを料理して食べました!

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大きな水槽の中の活きたカニの中から好きなものを選び、トングで一旦箱の中へ。

逆さまにすると、なぜかおとなしくなります。

そして、それをレジへ持っていき清算。

この時の価格は1パウンドにつき$5弱。

2匹(合計約4パウンド)で20ドルくらいでした。(日本より安い!という留学生の感想 :)

それを自宅に持ち帰り、ハーブなどと一緒に茹でると、部屋中がカニの匂いに。

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カニ味噌を取り出し、食べやすい大きさに。

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カニ味噌はパスタと和えて。(写真は前回、手打ちパスタと一緒に食べたときのものです)

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最終的には、カニの甲羅も無駄なくお水やお野菜などと茹でてスープにします。

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そして、本当はその出汁を使って海鮮風味のトマトソースを作ったのですが、写真を撮り忘れました・・・

少し遅れたカニのシーズンですが、自然の恵みに感謝し、新しい家族と美味しく楽しみました!

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