パワースポット東霧島神社の鬼磐階段、龍神様、神石

公開日 : 2017年12月14日
最終更新 :
筆者 : ゆりん
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こちらは、宮崎県都城市高崎町にある東霧島神社です。つまきりしまじんじゃと読みます。

霧島東神社とは違いますので間違えないでくださいね。

パワースポットだと聞いたので、行ってきました。

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鳥居をくぐり、奥に進むと駐車場と書かれた看板があるので、案内の通り車を止め、中に入り、右手に進むと社務所があります。社務所を過ぎて更に進むと、樹齢数百年の大木に囲まれた空間が現れ、門番のように階段の下に構える赤鬼がいます。ちょっと怖い(~_~;)

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この赤鬼が構えている所にある鳥居から本殿に続く長い階段を昇らなければなりません。この階段鬼磐階段と言うんですけど、「振り向かずの坂」とも呼ばれていて、振り向かずに願いを唱えながら登ると願いが叶うらしいです。

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この鬼磐階段には伝説があって、霧島山の麓の村に美しい娘がいて、その娘を赤鬼がえらく気に入って、娘の父親に、娘を嫁にくれと言います。しかし、悪さばかりする恐ろしい赤鬼に娘を嫁にやるわけにはいかず、神様に相談すると、神様は赤鬼に、「千個の石を使って1晩で100段の階段を作れば嫁にしてやる」と約束するのです。赤鬼はとても力持ちなので、どんどん石を積み上げて、階段を完成させようとします。神様は、あわてて東の空を少しだけ明るくして鶏を鳴かせます。そして、999個の石段を積み上げた所で鶏が鳴いて、夜が明けたので、赤鬼は山奥に戻って行ったそうです。

 この不ぞろいの岩で出来た階段を見ると、鬼が作った階段と言うのが作り話ではない様な気がします。

とても歩きにくいので、決してヒールでは来ないでくださいね。この階段、毎日登ったら、かなり筋力がつきそうです。

そして、この階段を昇りきると、神門に龍が!!

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神門をくぐって振り返ると、そこにも龍が!!

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樹齢400年の大きな杉の木の枝が、龍の姿をしています。杉の龍神様です。

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先程登ってきた鬼磐階段の登り口の横に、幸招大楠と呼ばれる、樹齢1000年の大楠があります。根元には大きな空洞があり、この幹を右に3回左に3回くぐると病魔を払うと言われているんです。

 妊婦さんは、ゆや谷の乳水を飲み、イザナミ神社を参拝して幸招大楠の空洞を右に3回左に3回くぐって祈りましょう。イザナミ神社は安産・子育ての神様です。鬼磐階段は妊婦さんにはきついので、階段の下でお参りすることで安産祈願ができます。

「坂の下参り」と呼ばれています。

龍王神水は、商売する人は、この水でお金を洗って身につけると商売が繁盛すると言われ、病気を抱えている人は、この水をいただくと病に効くと言われています。

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これは神石です。

イザナギノミコトの涙だと言われています。

イザナギノミコトは、妻イザナミノミコトの死を悲しみ、たくさんの涙を流しました。そして、今後このような災難に人々が遭う事が無いようにと、この涙の石を腰に差してあった十握の剣(とつかのつるぎ)で3段に切ったのだそうです。

スパッと切れてますよ。実際に行って、見てみることをお勧めします。

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