沖縄地方の梅雨入りと梅雨明け

公開日 : 2017年06月06日
最終更新 :
筆者 : サセボン

こんにちは、宮古島のサセボンです。

今日は沖縄の梅雨事情についてのお話です。

内地(本州)とは時期も性質も違う沖縄の梅雨。そう、関東地方などが梅雨入り前か梅雨の真っ最中の時期に沖縄は既に梅雨明けをしているのです!

まず、時期はだいたいGW明けからスタート、その前に「梅雨のはしり」というものがありじめじめした日が続きます。ただ、気持ち良く晴れていても、油断していると急にスコールのような通り雨が降ったり、湿気が多くじめじめしていたり、1日中どんよりした天気だったりと、もう梅雨入りじゃないの?という天気です、

そして、梅雨入り時期と梅雨明け時期は前線通過の強風や雷雨を伴った豪雨になることが多いので要注意です。

梅雨入り後しばらくすると、「梅雨の中休み」といって、天気も安定して穏やかな日が続きます。沖縄も梅雨時期は旅行代金もお得になるので、ココを狙ってくるお客様も多いです。

そして、梅雨明けはいつごろ?という問題ですが、沖縄では「ハーリーの鉦の音とともに梅雨が明ける」と言われております。ハーリーとは海神祭とも言われている歴史ある海の伝統行事で、航海安全・豊漁祈願をするものですが、こちらは毎年旧暦の5月4日になります。海人は潮の干満で魚の動きや天候・海況を判断しているので、旧暦が基準にしており、大切にしております。ということで、昔から伝えられている旧暦でいくと、2017年は5月29日前後が梅雨明けになりますね。

梅雨明け後はカーチバイ(夏至南風)という南西風が強く吹き、それが吹きやむと皆さん待望の沖縄の夏が、ビールの美味しい夏が、海に行きたくてしょうがなくなる夏が、ものすごくキレイで光にあふれた季節がやってきます!

皆さん、もう夏の予定はお決まりですか?まだの方は夏の沖縄で何もかも忘れてのんびり過ごすのもオススメです。

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海神祭では、爬龍船による奉納レースや琉球国祭り太鼓演武などで盛り上がります。

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