楽園ビーチのランペドゥーサ島でバカンス
みなさん、こんにちは。早めのバカンスで、イタリア最南端のランペドゥーサ島で美しい海と美味しい食べ物を堪能してきました。
真っ青な白砂のビーチは、これまでに見た中でもベスト3に入る素晴らしさで、うまく表現する言葉が見つからないほどです。
シチリア島から南に220㌔のところにあるこの島は、イタリアよりもチュニジアに近くマルタ島との中間に位置しています。
20・2平方㌔㍍で東西に細長い島です。
気候も北アフリカに近いのではないでしょうか。
ミラノからは6、7、8月の週末に直行便があり、2時間ほどでランペドゥーサに到着します。
何といってもこの島で有名なのは、手つかずの自然が残されていることでウミガメが産卵にやってくることでしょう。
島で一番魅力的なのが、ラビット・ビーチ(イタリア語ではSpiaggia dei conigli、スピアッジャ・デイ・コニッリ)です。
色彩が本当に鮮やかで透明感は抜群。ここまで来てよかったと感じさせてくれます。
ただ、ビーチまでには20分ほどかけて岩と砂埃の道を下っていかなければなれません。きっちりと歩道にはなっているものの、ビーチサンダルでは危ないので、スニーカーなど歩きやすい靴が必要でした。
海辺にはパラソルやビーチベッドはないため、自分たちで持参していかなければなりません。ビーチはパラソルなどを使用する人たちと、使用しない人たちの2つにきっちり分かれています。
また環境保護のため、飲み物を売る売店などもありませんし、ゴミなどは全て持って帰らなければなりません。
(ビーチを下る入口にバールがあり、そこでお水や食べ物を買ったり、パラソルのレンタルもできます)
でもこのような制限があっても、行く価値のある魅力的なビーチでした。
ですが朝から太陽の日差しがきつく、砂浜に直に寝ているとまるで砂風呂に入ったかのような暑さ。我慢大会かと思うほどの猛暑でした。乾燥しているせいか、少し海に入ってもすぐにカラリと乾くすごさ。
「1日だけだから・・・」とパラソルなどを用意せず油断していた結果、背中全体の皮がむけてしまいました。
ほとんどの人がレンタカー、レンタルバイクでした。
こんなかわいらしい車で、風をきってドライブもいいですね。
私たちはそんな手段がなかったので、島を1時間に一本走っているミニバスで毎日、ビーチに通っていました。
ドアのところにあるイラストが島の形を表しています。
ラビット・ビーチ方面のメーンルート、ブルー・ラインと島の東北方面に行く短い路線のレッド・ラインがあります。
チケットはバスに乗る時、一人一回1ユーロでドライバーさんから直接、購入しました。
運転席に身を乗り出してしゃべっているこの男性は、郊外から買い物に来たとか。
年金生活をしていて中心地の親戚の人々にも挨拶していくそうです。
私たちに「このドライバーは車内でケッパーを売っているんだ、ぜひ買ってやってくれよ」とアピール。
そしてバスが走り出すと、ドライバーさんが「ケッパーあるよー、買ってってくれ」と大声を出して堂々と副業していたので、思わず笑ってしまいました。
島でのお楽しみはディナー。宿泊していた隣が魚屋兼レストランで、連日にぎわっていたので期待して出かけました。
獲れたての立派な魚が!!! 大漁です。
オーソドックスに海の幸のパスタをオーダーしました。
魚介類のいい出汁が出ていて、とてもおいしかったです。
ミラノでは魚介類が高いため、日頃なかなか食べられない魚料理をこの島では思いっきり堪能できました。
午後8時に席に着いた時は私たちだけだったのに、9時を過ぎるとこの人出でとてもにぎやかになりました。
そして翌日の朝食を買いに、街中のメーンストリートへ。
物価も安く、旬の桃2個とトマト2個で2ユーロ(約260円)もしないとは驚きです。毎日のように通っていました。7歳ぐらいの女の子が手伝っていて可愛かったので写真を撮ろうとすると、恥ずかしかったのかお父さんの後ろに隠れてしまいました。
お土産にはウミガメTシャツはいかがですか。
メーンのローマ通りには同じようなショップが軒を連ねています。
ですが、私たちの行った「タルタドゥーサ(Tartadusa)」が正規店だとのことでした。
メンズ、レディース、子供用のTシャツ、ポロシャツなどデザインも色も豊富にそろっていますよ。
Tartadusa
住所 Via Roma 18/A Lampedusa
サイト http://www.tartadusa.it
長文にお付き合いくださって、ありがとうございました。
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