ミラノっ子がシチリア菓子に大興奮 エキスポ大賞受賞
昨年のエキスポ食の博覧会でベスト・スウィーツ賞を受賞したシチリアの伝統菓子「カンノーロ(Cannolo)」。
何と開催期間中、13万本を売り上げたそうです。ということ開催期間が6ケ月だったので一日平均722本!!!!!
ミラネーゼに大人気の「カンノーロ」を味わうため、ミラノ市内のショップに直撃しました。
小ぢんまりした外観です。しかし「ammu」という店名と、シチリアの人形芝居劇に登場する操り人形を飾ってローカル色をアピールしています。
中に入ると、黒板に書かれたシチリア伝統菓子のカンノーロやカッサータの説明があります。
カンノーロとは、パリッと焼かれた筒状のパイ皮の中に、ほの甘くしたリコッタチーズを詰めて砂糖漬けしたチェリーやオレンジピール、砕いたピスタキオやチョコチップをコーティングしたものです。
もちろん、ピスタキオはシチリアの名産地、最高品質で知られるブロンテ産のものだそうです。
フレンドリーなスタッフが注文を受けてからリコッタチーズを詰めてくれます。
6㌢ほどのミニサイズが2ユーロ、10㌢ほどのミディアムが4ユーロ、そしてペンケース大ほどのビッグサイズは20ユーロです。
皮の部分のさっくりした触感としつこくなく上品な甘さのリコッタチーズのマッチングが素晴らしい。でもミニサイズで十分です。
そしてシチリア州都のパレルモにこだわるこのお店では、特別なエスプレッソ・バージョンがありました。
リコッタチーズにエスプレッソを注ぎ、スプーン代わりにカンノーロのパイ皮部分のかけらをあしらうというおしゃれさ!
私がうかがった時間は午後1時半とランチ後のドルチェ・タイムだったせいか、イートイン、持ち帰りなどひっきりなしにお客さんが訪れていました。
オーナーさん33歳、ショップのスタッフもみんな10代、20代と明るくフレンドリーでちょこっと甘いものをつまみたい時に、利用できる人気のスポットとなっているようです。
シチリア料理レストランではデザートとして用意されているこのお菓子、カンノーロ。ただカンノーロだけをちょっと食べたい時には、それなりの洋菓子店を探さなければなりません。
その点、ドゥオモとダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」の隣接するサンタ・マリア・デッレグラツィエ教会からも徒歩10分ほどの、中心地にある「ammu」は便利です。
「ammu」ではグルテンフリーのパイ皮素材も用意しているとのこと。
伝統的で素朴な体に優しいシチリアン・スウィーツをぜひどうぞ。
http://www.ammu.eu
cannoli@ammu.eu
住所:Corso Magenta 12
電話 +39-338-7563140
無休
(11月7日からCorso Magenta22に移転、電話番号や営業時間は変更なし)
ホテル・カーライルブレラ(Corso Galibardi 84)に併設されたカフェでも、「ammu」の絶品カンノーロが楽しめますよ。
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