セリエA開幕! 地下鉄の新路線開通で便利になったサン・シーロへ行こう

公開日 : 2015年09月01日
最終更新 :
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 猛暑が続いた夏も終わり、サッカーファン待望のセリエA2015-16シーズンが開幕しました。ここミラノは、ミラノを本拠地とする2チームのホーム・スタジアム、サン・シーロ・スタジアム最寄り駅のある地下鉄第5線(Line 5)が開通し、アクセスにより便利になりました。

 ミラノの地下鉄はラインごとに色分けされています。新路線5号線はリッラ(Lilla)という紫色で表示されます。ドゥオモ駅のある1号線(赤)からだとロット駅(Lotto)、中央駅の2号線(緑)からだとガリバルディ駅(Garibaldi)で5号線・紫に乗り換えられます。

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 その駅の名はSan Siro.サン・シーロと名のつく駅は二つありますが、終点始発駅のサン・シーロ・スタディオ(San Siro Stadio)で下りてくださいね。

 当日券のブースは2ヶ所あり、やや古めかしいこの筒状の建物が目印です。現在、チケットには個人名が入るので、必ず身分証明書(パスポート)をお忘れなく! また前売り券を持っていても、スタジアム入り口で係員がチケット名と本人かどうかを照合するので、身分証明書が必要です。

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 7万8000人収容のスタジアムは外観も特徴があり、その大きさに圧倒されます。チケットにも明記しているIngresso(イングレッソ)が入り口ゲート番号です。

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 ある年の長友選手の所属するインテル・ミラノのサポーターたちの演出。中央はミラノのドゥオモの頂上に君臨する女神、黄金のマドンナ像が描かれていました。

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 一方、本田選手のACミラン・サポーターも、ヒートアップすることも。クラブへの愛と情熱を命がけ。そして、こんなことに・・・・。燃えています。

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 サン・シーロの席の表示は4色と階数で別れており、メーンスタンド(赤=ロッソ)とバックスタンド(オレンジ=アランチャ)の1、2、3席がお勧めです。逆にゴール裏のクルヴァ・スッド(青=ブルー)、クルヴァ・ノルド(緑=ヴェルデ)という席は料金は安め。ただ状況によっては危険な行為に走る人もいることを忘れないで下さい。上記の写真でわかっていただけるでしょうか。

 「自分の身は自分で守る」。サッカー観戦だけでなく、イタリア観光滞在の基本です。

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 それでは、年内にサン・シーロで行われるビッグ・マッチを見てみましょう。今月13日にはミラノ・タービー、10月18日にはインテル対ユヴェントス、31日にはインテル対ローマなどが予定されています。(日程は要確認)

強豪同士の対戦だと、試合は日曜か土曜の夜に行なわれます。ただ欧州のカップ戦などの日程によって、スケジュールが変わることもあります。各サイトなどでご確認ください。

 日本人両選手にとって、今季は厳しいシーズンとなりそうですね。

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 日本とはまた少し違った、スタジアムの雰囲気やイタリアのサポーターの試合観戦の様子などをぜひとも肌で感じてみてください。

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