アチェート バルサミコ作りの現場に潜入!

公開日 : 2021年10月13日
最終更新 :
筆者 : YUKI

イタリアの特産品のおみやげといえば、オリーブオイル、チーズ、バルサミコが筆頭格ではないでしょうか。

そのバルサミコ。

いったいなんなん?

と、思っていたら、主人の友人がプライベートで作成しているとのことでぜひ日本人に知って欲しいから!と招待されました。

モデナというエリアが名産地なのですが、その手法を使ってミラノ県でも作成しているのです。

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原料はぶどうの濃縮果実と酢の添加物ゼロのシンプルなもの。

これに菌を使って25年以上発酵させるという、まさにイタリアを代表する発酵食品のひとつ。

ずらりと並ぶ樽(vasel)はサイズも素材も異なり、毎年3月に大きいサイズから小さいサイズへと全中身を移し替え、発酵をくり返すそう。

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そうすることで、年々糖度が増して、甘さとフルーツの香りがUPするのだそう。

25年ものになると芳醇な香りと濃厚な味わいとなり、食材の味を引き立たせる名脇役になるのです。

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食べ方を聞いてみると、

カルパッチョなどの肉料理

餃子やラビオリ

サラダ

ジェラート

いちご

スイーツなどと相性抜群だそう。

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熟成の年数が上がるごとに値段も高価になりますが、そのぶん、1ドロップで濃厚な味が広がるので案外長持ちします。

料理のアクセントにもなるので、イタリア旅行時にぜひともチェックしてみてください。

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筆者

イタリア特派員

YUKI

2021年にイタリア、ミラノ近郊の町へ移住。ライター&エディター歴は19年。

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