ミラノのシンボル

公開日 : 2008年01月26日
最終更新 :

マルペンサ空港からマルペンサ・エクスプレス乗って市内に入ると、旅行者が初めて目にするミラノの風景は、これではないでしょうか。駅前のカドルナ広場に忽然と現れるモニュメント。空に高くそびえる、カラフルな物体。石造りの古い町並みには一見不釣り合いにも見える現代的なオブジェ。これ、いったい何だと思います?

Ago.jpg

実はこのオブジェは「AGO,FILO E NODO(針と糸とむすびめ)」というタイトルの作品です。針と糸。ファッションの街ミラノを象徴するものでもあります。このオブジェが登場した当初(2000年)は、現代的すぎるという批判の声もあり、賛否両論いろいろな意見があったのですが、今ではすっかり街の風景に溶け込んでミラノの一部となったような気がします。

長い伝統があるからこそ、異質なものや現代的なものに対する嫌悪感や不信感はつきもの。でも、だからこそ、新風を吹き込むこんなアートが、ヨーロッパの街には必要なのではないかしら。そして、それを認めるだけのゆとりや、懐の深さみたいなものが、ここにはあるんだなあと感じます。

ミラノの街にはこれ以外にもシンボルがあります。守護聖人などの情報は「地球の歩き方MOOK」101ページを参照してくださいね。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。