人生二度目の避難勧告。

公開日 : 2011年03月13日
最終更新 :
筆者 : Satoko

今回の日本での地震で、被災された方々に

先ず心からがんばってくださいと伝えたいです。

私もおじさんと、従兄弟ファミリーが仙台に住んでいますので、

とても心配でテレビにかじりついています。

従兄弟の家族はつい先ほど無事だという連絡をもらいました。

まだ、叔父とは連絡が取れませんが、きっと無事だと信じています。

さて、ハワイでも津波がありました。

ハワイ時間の木曜日の夜、津波警報が発令され、

夜中前に、サイレンが鳴り、私の住んでいる地域では、

避難勧告が出されました。

昨年2月のチリ沖の地震の地震の際には、

みんな楽観視しして、最後まで避難しなかった人たちも

多数いたようですが、今回は皆、足早に高台へと避難していました。

マグニチュード8.4というのは、やはり尋常ではないと、

判断したようです。

我が家も、主人の仕事に使う機材を一台のトラックに乗せ、

まず、そのトラックを高台へと運びました。

その後、犬2匹と、猫1匹とともに高台の友人の家に避難しました。

夜半すぎには、ラハイナの町は文字通り、もぬけの殻となりました。

一時間おきにサイレンが鳴り、テレビのニュースを見ていても、

悲惨な光景が目に入ってきて、猫たち犬たちも慣れない場所で

落ち着かず、結局一睡もできずに朝を迎えました。

避難勧告が解除されてラハイナタウンへ戻りましたが、

見たところは平常でした。我が家も無事。

その後、ラハイナ浄土院ではキッチンや廊下まで浸水したとか、

ビーチ沿いの友人宅ではメインハウスの出入り口20センチの

所まで水が迫っていたとか、ラハイナ港に停泊していた小さなボートが

転覆していたなどなどの情報が入ってきました。

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津波の翌朝。Cheese Burgers in Paradiseでは、2階まで水しぶきが来たそうです。

海の水は濁り、瓦礫などが浮いていました。

マウイ島北側のカフルイでは、テトラポットが道路の真ん中まで

打ち上げられていたそうです。

ただ、家屋や人への被害はなく、一安心です。

必要最小限の物を詰め込んで、我が家を去って避難するという経験を

去年に引き続きしたわけですが、本当に嫌なものです。

「我が家は大丈夫、ラハイナは大丈夫」と思ってはいても、

"もしも"、"万が一"って事が頭をよぎります。

自分が安全な場所にいるとしても、とてもとても不安なものです。

Amazon.comから、赤十字を通じて日本の被災者へ寄付ができます。

私も早速、少なからず寄付させていただきました。

東北地方の皆さん、がんばってください!

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