南仏の幸福シンボル セミの話

公開日 : 2011年08月12日
最終更新 :
筆者 : 堀 泰子

南仏、プロヴァンス地方を旅行すると必ず一度は目にするセミグッズ。

セミはフランス語でCigale(シガル)。

小さいものは2-3cmのブローチから50cmは超えてしまうような巨大な陶器の壁掛け。

開けてびっくり玉手箱のような、ジジジ・・・とセミの声が聞こえる箱。

セミを形どった石鹸やお菓子、とにかくセミグッズにあふれいているプロヴァンスです。

photo (73).JPG

日本人がイメージするセミは地中で何年も過ごして、やっと地上に出てきたら

儚く短い命。あまり、幸せそうなイメージはありませんね。

それに、暑い夏、ミンミン鳴かれると暑苦しい?形もあんまり可愛くない。

フランス人のイメージは逆で、忍耐強い、太陽の申し子、夏、バカンスと

良いことばかりなのです。そして、幸福のシンボルと呼ばれているのです。

そして、セミには北限があって、南仏にしか生息していないのです。

パリでセミの鳴き声って聞きませんよね。

夏バカンスでプロヴァンスに訪れる人々は、あのセミの声を聞き

「あぁ~南仏だなぁ。太陽一杯。なんて楽しいのだろう~」と感じるのです。

ちなみにこちらのセミはミンミン鳴かないのです。どちらかというとジジジー♪

是非、幸福のバカンスは南フランスに是非どうぞ。

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