南仏での日本支援イベントの報告

公開日 : 2011年04月12日
最終更新 :
筆者 : 堀 泰子

今回は4月2日、3日、南フランスのエクス・アン・プロヴァンス、4月8日マルセイユで行われた

地震支援チャリティーイベントの報告をします。

4月2.3日はモニク・ファイヤー(Monique Faillard)代表のエクス仏日協会が

Ruban vert劇団と協力し、日本支援チャリティーが行われました。

テーマは「鯉のぼり」・・・こどもの日に天に舞い、勇気、活力、忍耐強さの象徴にあやかって、

日本の再建を願うものでした。

4月2日(土)17時~ フランス公演の為に来仏していらした沖縄出身の舞踊家の皆様による

琉球舞踊。定員40人程の劇場に、2倍以上の方々が訪れ、1回の公演のところ、2回の公演を

行って下さいました。その後の歓迎パーティでは、参加者が持ち寄った一品料理の数々を

囲んで夜遅くまで歓談が続きました。

4月3日(日)は汗ばむような南仏らしい晴天に恵まれました。

演劇、朗読、ダンス、音楽、折り紙、書道、着物体験、お茶などの各種アトリエが開催され、

地元のお寿司屋さんやManga屋のスタンドやプロヴァンス日本人会の協力や有志の方々の

作品提供、バザー、お菓子、日本酒、ワイン販売のスタンドなどが並びました。

実費を含めて、すべて善意の無料提供で今回の収益金は義援金としてすべて寄付されます。

当日は義援金箱が設置され、多くの方が寄付して下さいました。

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南仏の青空の下、鯉のぼりも元気に泳いでいます。

テーマが「鯉のぼり」だったので、自宅にある多くの鯉のぼりを持参して飾りに

役立てて頂きました。そして、私もにわかアーティストとなり、フランス版絵馬を販売しました。

木片に漢字とフランス語で文字を焼き付けながら書いていくというものです。

今回のイベントに相応しい5つの漢字として「愛」「祈」「和」「夢」「鯉」を選びました。

一番人気は、やはり「愛」でした。

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ブースには日本の国旗をおいて、みなさんに一言応援メッセージを書いてもらいました。

日本語を勉強しているフランス人学生はちゃんと日本語で書いてくれて涙がでました。

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4月9日には、マルセイユ日仏文化協会(フランソワーズ・ポトー代表)がマルセイユ市、

日本総領事館、その他多くの人々の協力して、チャリティー・コンサートが行われました。

日仏アーティストたちによる素晴らしいコンサートで、900人の会場がいっぱいになり、

キャンセル待ちや入れない人もいるほどの大盛況でした。

本当に南仏でも多くの人が日本のことを支援し、応援してくれています。

国境を超え、距離や時間を超えて、日本にこの想いが届きますように。

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