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南仏プロヴァンスのガレット・デ・ロワ

カテゴリー:レストラン・料理・食材 / 文化・芸術・美術 投稿日:2011年1月 9日

公現祭(エピファニー)の日にフランスで食べるお菓子はガレット・デ・ロワ。
エピファニーとはキリストの生誕を聞きつけて、東方から三人の博士がベツレヘムに到着し、
キリストに謁見し、それぞれがお祝いの品を送ってその誕生を祝った日です。
神が公に現れる(公現)をお祝いする日。今日は南仏風ガレット・デ・ロワの紹介です。
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一般的なガレット・デ・ロワは、パイ生地の中に、マジパンのアーモンドクリームが入ったお菓子。
最近は、趣向を変えてチョコクリームやフルーツが入っているものもあります。
プロヴァンス地方ではガレット・デ・ロワの代わりにブリオッシュ生地を用いて作られます。
別名ブリオッシュ・デ・ロワとも呼ばれます。
ブリオッシュ・デ・ロワは普通のブリオッシュよりも大きく、王冠のような環型をしており、
果物の砂糖漬けなどで飾りつけます。
私は南仏風よりも一般的なサクサクのパイ生地のガレット・デ・ロワが好きです。

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最近、日本でもだいぶこのお菓子流行ってきているのではないでしょうか?
フランスではこのお菓子は約400年の歴史があります。
16世紀のフランスの教会で、毎年公現祭(エピファニー)の日に、その年の司祭を選ぶ為に
フェーブ(ソラマメの意味)を一つだけガレットデロワに入れ、当たった人が司祭となったそうです。
これが一般にも広まり、今日に至っています。

中に入っているフェーブ(ソラマメ)は胎児の形に見えるので、昔から命のシンボルでした。
フェーブの代わりに陶器の人形になったのは1874年、パリのお菓子屋さんが始めたそうです。
このお菓子が店頭に並ぶのは、クリスマスが終わる1月一杯です。

このお菓子の楽しみは「大当たり」のお菓子の中に隠れているフェーブと呼ばれる
小さな陶器を誰が当てて、付属の紙でできた王冠を被れるかです。
その日は王様気分でみんなにお祝いしてもらい過ごせるのです。
大人も子供も毎年このお菓子を楽しみにしています。

さて、今年の「大吉占い」誰に当たるのでしょうか?
まさか、ガリンとフェーブが歯の弱い友人に当たって、「大凶」にはなりませんように。
今年の当りはうちの犬Tiagoでした(^^ゞ
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堀 泰子

フランス・マルセイユ特派員の堀 泰子が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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